Workatoのデータセンター
Workatoは、2022/12時点においてUS(米国), EU(ヨーロッパ), JP(日本), SG(シンガポール)のデータセンター上でサービスを提供しています。
Workatoは地域ごとにサービス基盤が独立しており、またどのデータセンターが提供されるかは、契約時に決まります。
2022/12時点においては、特段の理由がない限り、日本のユーザーに対してはUSのデータセンターが提供されます。
(Workatoの新規ユーザーと、既存ユーザーのうちJPデータセンターへの移行を希望するユーザーに対しては、今後JPデータセンターが提供される予定です)
なお、後述の制限事項により、Workatoを契約の際はリージョンの選択を慎重に検討されることを推奨いたします。
(将来リージョン間の移行作業が生じることの無いように、ご利用になるリージョンを選択されることをお勧めします)
制限事項
先に記載した通り、Workatoは地域ごとにサービス基盤が独立しています。また、認証基盤も同様に独立しています。
リージョン間の連携・移行機能が現在のところ存在しないため、レシピやカスタムコネクタの移行(デプロイ)は次の方法で進めることになります。
- レシピ:Recipe lifecycle management を用いて、ZIPファイルによるレシピのインポート/エクスポートで対応
- カスタムコネクタ:ソースコードのコピー&ペーストで対応
なお、現在利用中のデータセンター上の設定情報やログ等を、そのまま新しいデータセンターへ移行することはできません。
(新しいデータセンターへ切り替えて運用したい場合、新しいデータセンター上で真っ新な状態で1から再設定することになります)
また、以下についても対応しておりませんので、ご注意ください。
- リージョンをまたいだアカウントの連携
- Sharing privately using a link を用いた、共有トークンによるレシピおよびカスタムコネクタの共有
Workatoの接続元IPアドレス
Workatoの接続元IPアドレス(WorkatoのレシピがWebAPI等へリクエストする際に使用される接続元IPアドレス)は、以下のページより確認することが出来ます。
先に書いた通り、Workatoは地域ごとにサービス基盤が独立しているため、現在利用中のデータセンターが分かれば、選択すべきIPアドレスは明確です。
(例えば、現在USデータセンターを利用中であるならば、SGやJPなどのデータセンターが接続元となることはありません)