はじめに
2024/6/6にSlackリストがリリースされ、Slack上でタスク管理等様々な情報の管理が行えるようになりました。
しかし、2024/12/4時点においてはSlackリストに対応するREST APIは存在せず、APIを利用して外部からSlackリストへレコードを追加する方法が存在しません。
WebhookによるSlackリストへのレコード追加
Slackリストは前述の通りREST APIは存在しませんが、幸いなことにSlackワークフローのWebhookトリガーを介して、Slackリストへレコードを追加することが可能です。
今回は、SlackワークフローのWebhookトリガーを利用して、WorkatoからSlackリストへレコードを追加する方法について説明します。
手順
Slackの設定
1.次のようなSlackワークフローを作成します。
2.「Webhookを使って開始する」を選択し、連携したい項目をデータ変数に定義します。
3.「リストアイテムを追加する」を選択し、Webhookのデータ変数と値のマッピングを行います。
なお、日付など一部の項目はデータ変数の連携に対応していません。
WebhookによるSlackリストへのレコード追加
Slackリストは前述の通りREST APIは存在しませんが、幸いなことにSlackワークフローのWebhookトリガーを介して、Slackリストへレコードを追加することが可能です。
今回は、SlackワークフローのWebhookトリガーを利用して、WorkatoからSlackリストへレコードを追加する方法について説明します。
手順
Slackの設定
1.次のようなSlackワークフローを作成します。
2.「Webhookを使って開始する」を選択し、連携したい項目をデータ変数に定義します。
3.「リストアイテムを追加する」を選択し、リストの選択、ならびにWebhookのデータ変数と値のマッピングを行います。
なお、日付など一部の項目はデータ変数の連携に対応していません。(次のようなメッセージが表示され、連携可能な項目が無い旨表示されます)
4.「完了」をクリックします。
5.必要な設定を行い、「公開する」をクリックします。
Workatoの設定
1.次のようなレシピを作成します。
なお、Step1はSlackリストへレコード追加する際のトリガー(どのようなきっかけでSlackリストへレコードを追加するか)、Step2はSlackリストへ連携するアプリケーションを選択・設定してください。
なお、今回はテスト用に次の値をSlackリストへ連携します。
(この値はStep2のVariables by Workatoで定義しています)
2.HTTPコネクタに対して認証無しのコネクションを設定し、接続します。(以下の通り設定くだs)
3.Requestに対して、次のような設定を行います。
- Method:POSTを選択
- Request URL:Slackワークフローから発行されたWebhook URLをセットする
- Request body:JSON形式のテキストをセットする、連携元アプリの戻り値のデータピルもここでセットする
4.レシピを保存して、開始します。
実行結果
このレシピを実行し、実行が成功すると、Workatoから連携された値がSlackリストの対応する項目へセットされます。