WorkatoにはCommunity libraryという、レシピやカスタムコネクターのコレクションがあります。もし、自分の業務に合ったレシピやカスタムコネクターがCommunity libraryにあれば、そのレシピやカスタムコネクターを利用することで、1からレシピを作成することなく、軽微な調整のみで必要な業務の自動化を始めることが出来ます。
しかし、WorkatoのCommunity libraryには必ずしも「使える」(使い物になる)ものが掲載されているとは限らず、例えば作りかけのレシピのような不完全なものが並ぶ場合もあるため、その点注意しながら選ぶ必要があります。
今回は、Community libraryから、レシピやCustom connectorを選択する際のポイントについて記載していきます。
選択のポイント
「Featured」ラベルが表示されているレシピ
Workato社がおすすめするレシピには、「Featured」というラベルが表示されます。つまり、Workato社お墨付きのレシピとして考えることができますので、「使える」レシピを選択の際の判断材料の1つとして有効であろうと思います。
Workato社が作成したレシピやカスタムコネクター
Workato社が作成したレシピやカスタムコネクターには、「Workato Customer Success」「WorkatoApps」「Workato Tutorial」などと記載されています。Workato社が作成したレシピやカスタムコネクターであるため、安心して利用できるレシピと判断することができるでしょう。
なお、この他にもWorkato社が作成したレシピは数多くあります(Workatoの社員名で掲載されているレシピがいくつかあります)が、全てを判断することは難しいと思いますので、まずは上記3つのユーザーが作成したレシピやカスタムコネクターを選択されるのが良いでしょう。
ベンダーが提供しているレシピやカスタムコネクター
一部のソフトウェアベンダーは、自社の製品向けにレシピやカスタムコネクターを作成し、公開している場合があります。ベンダーの純正コネクターであるため、安心して利用することが出来ます。
注意点
Community library上に掲載されているレシピやカスタムコネクターは、原則として無保証であり、これらを使用したことに不具合等が生じてもサポートは期待できないもの(ユーザーの自己責任で利用するもの)とお考え下さい。(ただし、Workato社が開発しているレシピやカスタムコネクターについては、サポートを求めることで改善=エンハンスが行われる場合があります)