はじめに
Workatoには lookup
という関数があります。これは、特定のLookup Tablesを検索し、その結果(値)を取得する関数です。
lookup
関数を利用するメリットは、関数からLookup Tablesの値を取得できることです。例えば、条件分岐(if)のようなタスク消費に影響しないステップLookup Tablesの値を参照する場合、前段にLookup Tablesのアクションを追加することなく、関数で値を取得することができるため、タスク数の抑制に寄与します。タスク数の抑制は、レシピのコスト削減にもつながります。
注意点
lookup
関数で参照しているテーブルの名称を変更した場合は、 lookup
関数のテーブルの名称もあわせて変更する必要があります。
lookup
関数側を変更しなかった場合、以下のようにエラーが発生しレシピが停止します。
なお、関数ではなく、Lookup Tablesコネクタを利用する場合は、テーブルの名称変更の影響は受けません。タスク数は増えますが、メンテナンス性を考慮した場合(長期的な視点で考えた場合)、lookup
関数ではなく、出来る限りLookup Tablesコネクタの利用をお勧めします。