はじめに
今回は、WorkatoでChatGPTを使う話ではなく、Workatoのカスタムコネクター開発にChatGPTを活用してみる話になります。
ChatGPTはWorkatoのカスタムコネクター(Connector SDK)を理解しており、カスタムコネクター開発に活用することができます。もちろん完璧とはいえませんが(結果に誤りが含まれることもありますが)、開発に役立つ結果を得ることができます。
例
ChatGPTに対して、カスタムコネクター開発について質問してみました
WorkatoのConnector SDKでRuntime User Connectionsに対応したカスタムコネクタを作成するには
WorkatoのドキュメントにはConnector SDKで作成したカスタムコネクタでRuntime User Connectionsを利用する方法が書かれていない(あるいは書かれていても分かりやすく書かれていない)ので、どのようにすれば実装すれば良いのか困っていたのですが、ChatGPTに聞いたら一瞬で解決しました。
OAuth2に対応したkintoneカスタムコネクタを作成するには
kintone.com
と出力されている箇所は cybozu.com
へ修正は必要ですが、リフレッシュトークンに対応したコードが出力されました。リフレッシュトークンに対応したコードをどのように実装すればよいか、トライアンドエラーをしながら数時間ほど悩んでいました(そして何度か試してみて)ので、一瞬で答えが出てきて解決するのは感動ものです。
おわりに
Workatoでは、Workato Copilotという生成AIを利用してレシピやカスタムコネクター開発を支援する機能を今後リリース予定ですが(以下参照)、ChatGPTを活用することでWorkato Copilotにを待たずして生成AIを活用したカスタムコネクター開発に取り組むことが可能です。
「私もカスタムコネクター開発にChatGPT活用してみようかな」と思った方は、是非お試しくださいませ。