selesforceを構築する中で、レコードの日付になったら、メールを送ったりtodoを作ったりしたい要望があると思います。
その時に簡単に、レコードの日付や時間項目を対象に、何日後、何ヶ月後にその後の処理を実行できるコンポーネントがあります。
それが一時停止のコンポーネントです。
使用できるフローの種類としては、スケジュールフロー、自動起動フロー(Apexかプロセスビルダーで呼び出し可能)でのみ今は使用できる様です。
今回はスケジュールフローで作成します。
クイック検索>フロー>新規フローでスケジュールフローを選びます
その後スケジュールフローの開始日、開始時刻頻度を選択します。
※スケジュールの起動時間の考慮として、他のスケジュールの起動時間が被るとうまく起動しなかったことがるので、必ず起動時間はずらして設定した方がいいです。
起動するオブジェクトを選択します。
今回は特に起動条件は設定しませんが、なるべくスケジュールや更新は起動しない構造にした方が長く環境を構築する上では安全です。
(処理が多くなると、影響範囲が多くなりエラーが発生する可能性が高くなります)
一時停止の表示ラベルや、分岐のラベル名を設定してからイベントを再開のタブを選択してください。
以下を設定
基準時刻:取引先.最終更新日
オフセット:10
オフセット単位 (Hours または Days):Days
一応取引先を更新する処理を更新日の10日後に実行する様に設定しておきます。
保存することを忘れない様にしまししょう!
有効化して動かして行きます。
すぐにテストしたい場合はスケジュールの起動の部分を現在時刻に合わせて、直近で起動する様にしてください。
設定した流れだけ確認したい場合はデバックで確認してください。
起動後に一時停止しているか?確認したい場合
クイック検索より「一時停止中の失敗したフローインタビュー」を検索してクリックします。
ここで対象のフローの名前のものがあれば起動成功です。
この後の処理は、更新日の10日後に処理されてフローインタビューのレコードが削除されます。
フローインタビューが対象のレコードと紐づいているか?フローで取得できるので、興味があれば調べて取得してみてください!
ではまた!
salesforceの解説用動画をUdemyで作っています。
興味のある方は見てもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします!