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GCPを使って10分でWindows環境にリモートデスクトップする!

Last updated at Posted at 2019-07-10

「Macを使ってるんだけど、Windowsを触れる環境が欲しい!だけど、VirutalBox + Vagrantは面倒!」

GCPでWindowsVMを構築し、リモートデスクトップしてWindows環境を触れる方法を紹介します。

手順

1. Google Compute Engineでインスタンス作成
2. RDPアプリをインストール
3. インスタンスへの接続

※インスタンスの稼働時間によってお金がかかります。
(もちろん、GCPの無料枠内がある方は無料でいけます。)

1. Google Compute Engineでインスタンス作成

GCP(Google Cloud Platformr)への登録がお済みでない方はこちらから!

VMインスタンスのページを開きます。

開くと下記のようなページに遷移するので、[作成]を押下します!
vmインスタンス作成.png

作成するインスタンスの設定

名前に任意のインスタンス名を入力してください。(あとから変更できません。)
インスタンス情報入力1.png

ブートディスクWindows Server 2012 R2 Datacenter を選択します。
[ファイアウォール] で、[HTTP トラフィックを許可する] を選択します。
管理、セキュリティ、ディスク、ネットワーク、単一テナンシー を押下します。
インスタンス情報入力2.png

プリエンティブの設定

プリエンティブをオンにします。
24時間で必ずインスタンスが停止するため、消し忘れで高額請求といったことがなくなります。
インスタンス情報入力3.png

情報を入力し終えたら、[作成]を押下して、暫く待ちます。

2. RDPアプリをインストール

リモートデスクトップを簡単にできるRDPのアプリを追加します!
こちらからアプリの追加ページ飛べます!

Chromeウェブストアでアプリを追加する

画像は、 「アプリを起動」 となっていますが、未インストールの場合、 [Chromeに追加] となります。

RDP.png

すぐにインストール完了となります。

3. インスタンスへの接続

IPの静的化

このままだと、インスタンスを起動するたびにIPが変わってしまうため、動的IPを静的にします。
こちらのURLをクリックすると、外部IPアドレスというページに飛びます。
こちらに先程作成したプロジェクトのIPアドレスが「エフェメラル」というタイプを、「静的」 に変更してください。

image.png

Windowsのパスワードを設定

[Windows パスワードを設定]を押下します。
押下するとユーザーIDが表示され、次にパスワードが表示されます。
パスワードはコピーしておきます。
※一度しかパスワードは表示されないので、忘れたら再度[Windows パスワードを設定]を押下します。
コピーしたあと、[RDP]ボタンを押下します。
インスタンス詳細.png

自動で、下記イメージのような画面が開くはずです。
RDP接続.png

※そもそも開かない場合は、RDPのアプリ追加が終わっていません。
※パスワード入力画面が表示されない場合は、こちら

接続が 成功 していれば、windowsのおなじみの画面が開くはずです!
window.png

ハマったところ

インスタンス接続時にRDPから接続ができなくて困りました
接続できなかった原因は、ファイアーウォールの設定でした。詳細はこちらです。

下記コマンドを実行すれば、アクセスできると思います。

gcloud compute firewall-rules create allow-rdp --allow tcp:3389

まとめ

今回、10分でWindows環境を用意する方法をご紹介しました。
VirtualBox + Vagrantだともっと時間かかるはず。
お金の心配がない方は是非、お試しください!

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