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はじめてのアプリ配布 (Intune)

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略して「はじあぷ」!
最初に書いた記事が何故か『実践Tips集』だったので、今回はもう少し基本的な流れを『入門編』的に押さえていきましょう。
Windowsだよ!!

 

  1. セキュリティグループを作る
  2. PowerShellを最新化する
  3. IntuneWinAppUtil.exeを導入する
  4. ポータルサイトを配る
  5. Windowsアプリ(Win32)を配る
  6. よろしい、ならば実戦だ

 

1. セキュリティグループを作る

まずは『デバイスグループ』と『ユーザーグループ』をいくつか作りましょう。
両方なきゃダメかって? 「ユーザーグループだけでええやろ?」
だったらわざわざ言わんっちゅーねん。

実は、両方ないと困る理由があります。

細かいルール説明は面倒なので省きますが、配布条件には組み合わせ可能/不可能なパターンがあります。
『必須 (自動配布)』には『デバイスグループ』、**『登録済みデバイスで使用可能 (任意配布)』には『ユーザーグループ』**のパターンが鉄板です。
『すべてのユーザー』と『すべてのデバイス』は基本的に使わない前提で考えましょう。

『ユーザーグループ』は、既にEntraを使い込んでる皆様はゴリゴリ作りこんでると思います。
『デバイスグループ』は、最低限は別記事にまとめましたのでご参考まで。最低限必要なグループは、以下の4つです。

  • Windows全部 (本番展開用)
  • 全ユーザー (本番展開用)
  • Windowsの一部 (テスト用)
  • ユーザーの一部 (テスト用)

2. PowerShellを最新化する

力こそPowerです。なんでもかんでも Power 付けるよな某M社←
なんでもどの経路でもいいので最新版を入れておきましょう。
マジでどれでもいいですので、ちゃんと新しいのを使いましょう。

ちなみにですが、「管理用端末は最新版 Ver.7、管理対象端末はVer.5.1」が基本の考え方です。
Entra の管理コマンドは最新版で打ちたいところですが、Win10 および 11 のプリインストールって未だに PowerShell 5.1 なんですよね。
ここの差異は、PowerShell Script を Intune 経由で実行する場合に重要になってきますので、確実に押さえておきましょう。

3. IntuneWinAppUtil.exeを導入する

なにそれむつかしそう←
…と思うかもしれませんが、これも最低限必要なものです。

正式名称は 『Microsoft Win32 Content Prep Tool』、日本語だと『Microsoft Win32 コンテンツ準備ツール』と訳されていますね。
後述の『*.intunewin』形式のアプリパッケージファイルを作成するのに必要なコマンドラインツールです。

まずは公式から『IntuneWinAppUtil.exe』をダウンロードし、exeファイルをそのまま %windir%\system32 フォルダ直下に放り込んでおきます。

ここに入れておくのが非常に大事で、いちいちパスを通さなくても、コマンドプロンプトで IntuneWinAppUtil と打つだけで使えるようになります。
尚、こちらは入れっぱなしにするのではなく、定期的に最新版を確認して更新しましょう。

4. ポータル サイトを配る

ポータルサイト? 社内イントラかな?←
そんなわけありませんね。

ポータル サイト』アプリ、英語名だと『Company Portal』です。
Jamfで言うところの『Self Service』ですね。

こちらは、ユーザーによる手動インストール/アンインストールに必須なので、適当に全端末に配っておきましょう。
『登録済みデバイスで使用可能 (任意配布)』や『利用可能なアンインストールを許可する (任意削除)』を利用するためには必須のアプリです。

というわけで、公式のリファレンスを読みながら、『Microsoft Store アプリ (新規)』の『Company Portal』を、とりあえずアプリ配布対象の全Windows端末の『デバイスグループ』に『必須』で配ってしまいましょう。
これが無いと配布テストもままなりません。

某M社のリファレンスはクソ読みづらい?
知ってるよ。まず日本語が怪しいしね。
それでも公式の一次情報なんや…情報量と網羅性だけはあるんや…

皆さん、ちゃんと一次情報を見ながら作業しましょうね…
テックブログなんてものは、『公式リファレンスの読み方ガイドブック』か『事例集』だと考えてくださいね。公式リファレンスがあくまで正。
たった今あなたが読んでるこの記事も例外ではないですよ…よよよ…

5. Windowsアプリ(Win32)を配る

今度こそ、リハーサルらしいリハーサルです。
公式のリファレンスを読みながら、まずはなんかてきとーなインストーラーを用意して、以下の流れをひととおり試してみましょう。
全然うまくいかなくていいので、とにかく流してみましょう。

初回は *.exe ファイル、2回目は *.msi ファイルがオススメのステップです。
*.exe ファイルはそのままファイル名を、*.msi ファイルは msiexecコマンドを『インストールコマンド』欄に入れて実行してみましょう。
『アンインストールコマンド』は、一旦はインストールと同じのを仮置きで十分。まずはインストールをやってみることが先決。

  1. *.intunewin ファイルに固めたいものをフォルダにまとめて入れてみる
  2. IntuneWinAppUtilI を使って、*.intunewin ファイルを作成してみる
  3. 作成した *.intunewin ファイルをIntuneにアップロードしてみる
  4. アプリを以下の設定で配布してみる
    • プログラム > 利用可能なアンインストールを許可する
      • はい
    • 割り当て > 登録済みデバイスで使用可能
      • 『テスト用ユーザーグループ』を設定
  5. テスト用端末の『ポータルサイト』アプリからインストールしてみる

もうここまでやったら、大体の流れとポイントは掴めましたね?

6. よろしい、ならば実戦だ

以下の記事にポイントが色々まとまってるよ!!(雑←)

 

という感じで、みなさんがんばっていきまっしょい!!

…これじゃわからん? もっと具体的に助けてほしい?

これ以上は普通にお仕事としてお伺いしますので、ご連絡ください
案件お待ちしております!!

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