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新しく貸与されたPCにWSLを導入したお話

Last updated at Posted at 2019-12-11

はじめに

先日使用していたPCがリース切れとなり、Windows10マシンへと入れ替えることになりました。
入社して4年が過ぎたんだなと感慨深い気持ちになりながら新しいPCの設定が完了した時、
ふとWindows10だとWSL(Windows Subsystem for Linux)が使えるなと思い導入を決意しました。

なぜWSLか

通常の業務ではオンプレかAWS上のLinuxマシンを使用していますが、たまに検証等でローカルマシンからコマンドたたいたりしたいことがあります。
コマンドプロンプトやPowerShellもありますが、Windowsは難しすぎてわからないため慣れ親しんだLinuxコマンドを使用したい気持ちになります。
旧マシンにはCygwinを入れてましたがびみょー。

準備

そもそもWSLをあまり理解していなかったんですが、Windowsの機能としてWSLを有効化してディストリビューションをインストールすると使えるようになるみたいです。
Microsoft Storeを見るとUbuntuがあったのでこれを使うこととします。
CentOSがよかったけどまあいいか。

初期設定

ネットに情報がたくさんあるのでここでは割愛。

image.png
フツーに使えます。

プロキシの設定

社内からはプロキシを通さないと外部にアクセスできません。
パッケージインストールに必要なので設定します。

/etc/apt/apt.conf

Acquire::ftp::proxy "http://プロキシユーザ:プロキシパスワード@プロキシサーバ:ポート番号";
Acquire::http::proxy "http://プロキシユーザ:プロキシパスワード@プロキシサーバ:ポート番号";
Acquire::https::proxy "http://プロキシユーザ:プロキシパスワード@プロキシサーバ:ポート番号";

パッケージインデックスの更新をインストール前に実施する必要あり。
実施しないと404 Not Found [IP: *** ***]というエラーが出ました。

$ sudo apt-get update

鍵の設定

外部サーバへアクセスするための鍵を設定します。
パスワード認証してる人はいないですよね...?

SSHクライアントインストール

$ sudo apt-get install openssh-client

公開鍵と秘密鍵の生成

$ ssh-keygen -t rsa

アクセスしたいサーバに公開鍵を配置

$ scp -P 22 ~/.ssh/id_rsa.pub <ユーザ名>@<IPアドレス>:~/.ssh/authorized_keys

これで次回アクセス時にはパスワードなしで入れるはずです。
失敗する場合は秘密鍵のパーミッションに問題があるかもしれません。

ssh-agentの転送機能

ここまでくるとssh-agentを使いたくなります。
そうすることでリモート先でも鍵認証が使えます。

ssh-agentの起動

$ eval `ssh-agent`

秘密鍵をssh-agentに追加

$ ssh-add

これだとログアウトしたら無効になってしまうため、ログイン時に実行されるようにします。

~/.bashrc

~追加~
eval `ssh-agent`
ssh-add

所感

普段使っているターミナルに比べると少々頼りなさがありますが、思ったより使える印象です。
ほぼ鍵の話になってしまいました。

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