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社内SEとして求められた役割を勘違いして1年で辞めた話

Last updated at Posted at 2024-07-10

2023年6月から、1年間、社内SEとして働きました。

そこで感じたことをシェアします。

なぜ前職を・なぜ社内SEを選んだのか

  • 東京で働けるだけの給料が欲しかった
  • 過去の経歴を活かせる可能性が高かった
  • CTOから仕事を回してもらえる可能性があった

Web制作系の職場でした。

会社からは何を期待されていたのか

【1】プログラミングで分からない事やバグが出た時にいて欲しい

企業には、何かしらITに関連するビジネスモデルがあるはずです。
その潤滑油としての役割が社内SE何だと思います。
そういった状況の企業だと、プログラムが少しでも分かる人がいないとバグが発生した時に詰む可能性があります。

そういった状況を回避することが、社内SEに期待される役割な訳です。

【2】他人が使えるような既存の技術の中でやりくりして欲しい

  • 便利だから
  • 効率が良いから

そういったものは社内SEには求められていません。
基本的には今発生している小さな課題をいかに早くクリアするかだけが重要です。
また新しい技術や変化によって生じる負の影響(学習や移行のコスト)は嫌われます。

【3】立場は間違いなく弱い

潤滑油ですもん、そりゃそうです。
会社の利益を直接生み出していはいないわけですから。

なので基本的には希望は通りません。
しかしいなくなると困るので、とても大切にはされます。
(このバランスもあまり居心地が良いものではなかった)

これから社内SEになるならせめてCTOなどの技術職から仕事を振ってもらえるように立ち回るべき

これだけは前職で良かった点です。
1年だけとはいえ、社内SEとしてだけ働いていたら、LaravelもDjangoもRailsも関わらせてもらえなかったと思います。
職歴に書けるかどうかっていうのは大きいです。

まとめ

結果的には、自分がやりたかったこと・会社からの期待にミスマッチがあり、長く働き続けることができませんでした。

「良く考えて選べ!」
と言われるかもしれませんが、むしろ考えすぎた結果がこれなんですよね...

向き不向きがある職種だと思いますし、今後のキャリア選択の参考になれば幸いです。

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