どうも、気づいたら2個もAWS資格を失効してた若松です。
AWSのアップデートってre:Inventのときだけ必死に追いかけるのに年明けになるとサボっちゃうの何なんですかね?
ご多分に漏れず、私も2023年のアップデートを全然追いかけられていません。
当然ながら、AWSは年中アップデートを続けているわけで、その数も年々多くなってきて追いかけるのが大変です。
そこで、2023年分のアップデートを一気に舐めて、個人的に熱いと思ったものをピックアップしていきます。
※現時点で翻訳記事が出ていないものはGoogle翻訳で日本語化したタイトルにしています。
(追記)一覧にまとめました
AWSアップデート2023年7月前半編
Meta の Llama 2 基礎モデルが Amazon SageMaker JumpStart で利用可能になりました
お前Microsoftと手を組んだはずでは、、と思っていたらきっちりSageMakerにも対応しているようです。
さすがにAzureほど簡単に使えるようにはなってないと思いますが。
AWS Fargate は Seekable OCI を使用してコンテナの起動を高速化します
Seekable OCIは初めて聞きましたね。
コンテナのLazy Loadみたいなもののようです。
ファットなコンテナは作りたくないものですが、これで起動高速化の恩恵が得られるケースも多いと思います。
イメージ自体に何か細工をする必要がないというのも嬉しいですね。
Amazon Connect Wisdom がチャットエージェントで利用できるようになりました
Amazon Connect Wisdomは問題解決に関する情報を提供してくれるサービスです。
今までは通話情報から問題を推察して情報のレコメンドをしてくれる機能でしたが、チャットでも利用できるようになりました。
当然ながら日本語はまだなんだと思いますが、これができたらチャット応答の品質向上と対応時間削減が同時に実現できそうですね。
AWS Lambda と Amazon EventBridge パイプが強化されたフィルタリングをサポートするようになりました
LambdaとEventBrigdge Pipesの呼び出し時にイベントのフィルタリングができるようになったようです。
実際のLambdaやEventBrigdge Pipesが呼び出される前に不要なイベントを削れるため、起動数の削減に繋がりますね。
また、フィルタリングのコードも書かなくてよくなったのでコードの削減にも繋がりそうです。
AWS Lambda が Lambda 関数の再帰ループを検出して停止するようになりました
これは界隈でも少し話題なっていましたね。
設定ミス等により同じイベントでLambdaが無限ループして◯◯◯万円溶かした、みたいな事故は稀によく起こります。
それを回避するため同じイベントで16回呼び出されたら次の呼び出しを停止してデッドレターキューに放り込んでくれるようです。
これで安心して眠れる人も多いはず。。
AWS CodeBuild が GitHub Actions をサポート開始
CodeBuildからGitHub Actionsを呼び出せるようになったようです。
ステージごとにスクラッチで書いていたコマンドをGitHub Actionsを呼び出すように変更し、再利用可能にするということのようです。
できればbuildspec.ymlを書かなくていい世界線に行けると嬉しいが、、
Amazon CloudWatch がクロスアカウント Service Quotas のサポートを開始
CloudWatchがクロスアカウントに対応していたこと自体にびっくりしているのですが、これを設定することでクォータの制御も集約できるようになったようです。
クロスアカウントのところもうちょっと詳しく追いかけなきゃ。。
Amazon ECS は、長時間シャットダウンされたタスクと並行してタスクをより早く起動できるようになりました
コンテナがシャットダウンしている最中に新しいコンテナを起動できるようになったようです。
コンテナを入れ替えるだけでめっちゃ時間かかる!みたいなことがなくなるのは嬉しいですね。
まとめ
本当は2023年分すべてを追いかける予定だったんですが、思ったよりも量が多くて挫折しました。
6月以前のものは次回に持ち越します。。
(追記)一覧にまとめました