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個人的な資格の受かり方~AWS-SAA~

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1. はじめに

今回の記事では、自身がAWS-SAA(SAA-C03)に合格した体験から、合格に至った勉強方法や使用した参考書と問題集、試験を終えての印象などをまとめたいと思います。
「SAAを受験するけど、何から始めたら良いか分からない」、「SAAを受けたいけど、どんな感じなんだろう」、「どれくらいの期間で合格できるんだろう」のように考えている人の参考程度になれば嬉しいです!

2. 勉強を始める前の印象

まず初めに、自身はAWSのサービスに関しては日常的に触れることはほぼないというような立ち位置です。
そのため、1年ほど前に受験したAWS-CLFの勉強をしていた時も、なかなか勉強のモチベーションが上がらず、覚えるサービスも多くて苦戦した記憶があります。
加えて、先にSAAに合格していた同期から「CLFと比べると、とにかく問題文が長い」と聞いていたので、正直あまり良い印象はありませんでした。。。
それでも何とか資格を取得したいと思い、準備を始めました。

3. 使用した参考書と問題集

今回の受験にあたって使用した参考書と問題集を紹介します↓↓
参考書は書籍を、問題集に関してはUdemyの模擬試験問題集を使いました。

参考書 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクトアソシエイト 教科書
第3版 SAA-C03対応
出版社:インプレス(2023/3/7)
問題集
(Udemy)
【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

選んだ理由として、全く深い意味はないです。
個人的に細かい字がたくさん書いてあるタイプの参考書は苦手なのと、AWSの勉強は図がないと理解しづらいので、本屋でパラパラ見てみて読みやすいと感じたものを選びました。
問題集に関しては、CLFを受験したときもUdemyの問題集で合格できたこと+セールのタイミングを狙うとかなり安く買えるので、今回もUdemyのものを選びました。

4. 勉強方法

ここからは上で紹介した参考書と問題集を使って、どのように勉強を進めていたかを紹介します。

4.1 大まかな流れ

参考書と問題集の使用頻度は3:7くらいの割合だったと思います。
参考書でインプットしたものを問題集でアウトプットする流れを考えると、6:4くらいになるのが理想な気はするのですが、今回は少し時間がなかったこともあり、SAAの問題に慣れることを優先して進めました。
そのため、勉強の流れとしては
Udemyの問題を解く⇒解説を読んでサービスの理解を深める⇒再度問題を解く
を繰り返し、これに加えて隙間時間で参考書を読んで+αの知識をインプットするような感じでした。

4.2 問題集の進め方

4.1で紹介した勉強の流れをもう少し詳しく紹介したいと思います。
SAAの試験では全部で65問出題されるのですが、勉強を始めたばかりの段階で一気に65問解くと普通に疲れます。
日常的にAWSに触れる機会があるなどで何となく解けるなら良いと思うのですが、あまり知識に自信がない、出題形式に慣れていない状態で挑戦すると精神的に疲れますし、何より解説を把握しきれません。
自分も自信がない状態でのスタートだったので、今回は以下のような流れで問題集を進めました。

  1. 1問目から35問目を解く
    分からない問題でも適当にそれっぽい答えを選ぶ。
  2. 解説を読む
    自分の選んだ選択肢が不正解だった場合は、なぜ不正解だったのか?正解の選択肢との違いは何か?をしっかりと把握することが大事だと思います。
    偶然正解した問題もあると思うので、よほど時間に余裕がない場合を除いてはすべての問題の解説を読むのがおススメです。
    自分は初めて見るサービスや機能が出てきたら、ノートに”まとめる”のは時間の無駄なので、要点だと思う部分を抜粋して書きなぐります。
  3. 1問目から65問目まで解く
    1問目から65問目までを通して解くのは疲れる的なことをはじめに書きましたが、、
    この2周目の目的としては、1問目から35問目までを理解できているかの確認と36問目から65問目までの問題に挑戦することです。
    1問目から35問目に関しては、解説を読んでいるときにノートにメモしたものなどがあれば、それをチラチラ見ながらでも良いと思います。
    ただいつまでもメモを見ながらだとダメなので、2周目に限ってです。
  4. 解説を読む
    1問目から35問目までで不正解だった問題と、36問目から65問目までの解説を読みます。
    解説を読むときの進め方は1問目から35問目のときと同じです。
  5. 1問目から65問目まで解く
    1問目から35問目まではカンニングなしで、36問目から65問目まではメモをチラチラ見ながらでも良いので解きます。
  6. 解説を読む

このような流れで進めるので、1回の模擬試験を最低3周(1周目は35問目までなので2.5周?)は行うことになります。
自分は3周終わったら一旦次の模擬試験に移り、6回分すべて3周終えた後にそれぞれ4周目に取り組んでいました。

5. 試験を終えての印象

問題集を一通りやりましたが、試験当日はあまり自信がなかったこともあり、試験時間の130分のうち残り30秒になるあたりまで試験室にいました。。。
合格した後の感想としては、問題集を繰り返してSAAの出題形式に慣れていた効果はとても大きかった気がします。
出題されているシチュエーションで現在困っていることは何か?(音声をテキストに変換して感情分析したい、複数のAWSアカウントの管理が大変など)、その課題を解決するために優先したいことは何か?(労力を減らしたい、コストを抑えたいなど)をしっかり把握すること(把握することに慣れること)が大事だと感じました。
そうすれば試験本番でも、選択肢を絞り込みやすくなるかもしれません。


今回合格までに要した期間は3週間~1ヵ月ほどでした。
自分も初めの頃は「無理。。」って思っていましたが、着々と勉強していれば意外と合格できると思います。
また少し期間を空けて、次のAWSの資格にも挑戦できればと思います。

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