前回の続き

Polygon

内周もあるポリゴンを作ってみましょう。Polygon()の第二引数で内周のリストを指定します。

from shapely.geometry import LinearRing, Polygon

# define the exterior
outer = LinearRing([(-180, 90), (-180, -90), (180, -90), (180, 90)])

# define a hole:
hole = LinearRing([(-170, 80), (-100, -80), (100, -80), (170, 80)])

polygon_with_hole = Polygon(outer, [hole])
polygon_with_hole

holeのところだけ、白抜きになりました。

printすると、内周の座標も表示されます。

Polygon properties and methods

Polygonはいろいろな属性を持っています。print文の内容は教材からすこし変更しています。

print(f"重心: {polygon_with_hole.centroid}")
print(f"面積: {polygon_with_hole.area}")
print(f"minx, miny, maxx, maxy: {polygon_with_hole.bounds}")
print(f"exterior: {polygon_with_hole.exterior}")
print(f"exteriorr.coords: {list(polygon_with_hole.exterior.coords)}")
print(f"周囲（長さ）: {polygon_with_hole.exterior.length}")

Check your understanding

多角形のお絵かきができます。
なお、円（真円）を描きたいときは、Polygonではなく、Pointを使います。

# Circle (using a buffer around a point)
point = Point((0,0))
point.buffer(1)

ちょっとだけ変形。結果は同じです。さて、distanceの1はどういう意味なのでしょうか。後ほど出てくるとかもですが。

# Circle (using a buffer around a point)
point = Point((0,0))
point.buffer(distance=1)

Geometry collections (optional)

optionalなので省略します。
まあ、PointとかLinestringとかPolygonを複数まとめて管理できる、ということです。

Convex hull and envelope

Convex hull：凸包(convex hull)とは，与えられた点をすべて包含する最小の凸多角形（凸多面体）のこと
凸多角形：単純な多角形であって、その内部または境界にある任意の二点間を結ぶ線分が、その多角形の外に出ることがないもの

とのことです。私もあまりよくわかっていませんが。

まずは、MultiPointを用意します。

convex_hull属性を取得しています。確かに、与えられた点をすべて包含する最小の凸多角形ですね。

次にenvelope属性を取得します。convex_hullとは異なった値です。

envelopeについては、よくわかりませんでした。。。

Validity of geometries

Point Linestring Polygonなどは、それを定義しうる要件があります。その要件を満たすことをチェックする関数is_validが用意されています。

いったんここまでとします。次回はExercise 1です。