1. はじめに
令和3年春期の応用情報技術者試験に合格したのですが、その際滑りこみセーフで合格したので、ある意味最短ルートなのかもしれんと思い、今更ですが勉強法を記す事にしました。
点数
午前: 76.25/100
午後: 60.00/100
午前問題はともかく、午後問題は衝撃の滑りこみセーフ
2. スペック
若手フロントエンドエンジニアだが、上流工程のタスクが増え悩んでいたこともあり応用情報の受験を決意
以前AWS SAAに合格した際の学習内容や、日々の業務での知見があったためセキュリティ・情報システム開発周りは多少有利に・・
3. 勉強時間
平日: 朝2h, 仕事終わり3h
土日祝: 8h
期間: 3/18~4/18 (試験当日),超短期集中
4. 目的
とにかく最短で受かるための一例として書きます。
そういうケースもあるんだな〜くらいに思っていただければ幸いです。
5. 勉強法
1. 午前対策
先ずは、試験範囲全体を把握するために、シラバスを読みたい・・ところですが
さっぱりなので、以下の参考書でざっと周辺知識をつけます。
キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和03年
各専門用語が図解されており、非常にわかりやすいと評判の良い参考書です。
とはいえ、初めから完全に理解することを目指す必要は無いかと思われます。
IPAのスキルレベル3相当とはいえ、試験範囲はとても広いので、一度で完全に理解するのは不可能かなと・・
むしろ、合格した現在でも全範囲を完全に理解しているとは言えません。というか業務で使わない分野から忘れます。
ですので、何度か目を通して、過去問道場 を解いた時にメンタルが折れないくらいに分かるレベルで十分です。
後は演習を通して、出題されやすい問題を把握・整理をしていきたいところです。
また午前試験は過去問と同じ内容が出ることも多々あるため
先ほどの 過去問道場 で直近3年分くらいを3周ほどしつつ、弱い分野を重点的に整理して行けば良いかと思います
(技術は移り変わりが早く、古すぎる過去問は再出題の可能性も低いので効率が悪いと考えました)
短期集中であれば、得点率は安定して7~8割を越えれば後は定期的に演習を行いレベルを維持するだけで十分だと思います。
午前問題だけ極めても仕方がありません、大事なのは午後です。
2. 午後対策
2021 応用情報技術者 午後問題の重点対策 重点対策シリーズ
上記の問題集を2,3周解きました。
この際、1度目の演習で全分野の得点率を分析
明らかに苦手な分野は切り捨て、2度目・3度目の演習を行いました
自分は一応技術者ということもあり、最終的に以下の6分野に絞りました。
(解く際の優先度順。計画通り本番ではネットワークを捨てました)
1.情報セキュリティ
2.プログラミング
3.組み込みシステム開発
4.情報システム開発
5.データベース
6.ネットワーク
本番前に得意分野を基に優先順位をつけておくと、本番迷わなくて済むので決めた方が良いです。
寧ろ、やはり最短と言えども、これを決められるくらいには勉強を行うのが最低限のボーダーな気がします。
6. 本番
前日はとにかく、よく寝ましょう。
あと古い腕時計を使うのはやめましょう。本番の朝に会場で電池が切れます (笑)
但し、当日は時計がなくても退出可能時間のアナウンスがあるので、ある程度ペースを算出する事が可能だということがわかりました。 (個人的感想)
7. まとめ
あくまで、最短で受かるための方法です。