RubyMineでi18nの文字が自動展開させないようにしたい
はじめに
初めてRubyMineを使ってみたときに、最初に気になったことがあります。
i18n対応でconfig/locales/application.ja.ymlに書いてたはずの日本語文字が、コード上に表示されていました。
(次の画面でのerrorに渡す文字列)
あれ?直接日本語書いてたかな?と疑問に思って文字列の上にカーソルを持っていくと、ちゃんと書いてたコードが表示されました。
そうか!RubyMineが自動展開しているんだな!とようやく気づきました。
個人的にはデフォルトはコードがそのまま表示されてて、必要に応じて日本語で見れればうれしいと思っています。
きっと設定があるはず、ということで探してみました。
デフォルトではi18n文字が自動展開される
インストールした状態では自動展開されています。
この状態で本来のコードを表示するには、いくつかやり方がありました。
- 日本語文字部分をクリックする
- キャレットを日本語文字部分に移動させる
- 日本語文字部分に移動し、メニューから Code > Folding > Expand を実行する
- 日本語文字部分に移動し、ショートカットでExpandを実行する
- メニューから Code > Folding > Expand All を実行する
本来のコードが表示されます。
デフォルトで自動展開されないようにする
本来のコードをそのまま表示させたいので設定を変更します。
まずメニューからPreferencesを選択します。
さらに、Editor > General > Code Foldingを選択すると、Ruby i18n strings
という設定が見つかります。
このRuby i18n strings
のチェックを外します。
画面右下のOK
ボタンを押下すると設定完了です。
ただし、現在開いているファイルにはまだ反映されないので、開いているプロジェクトを一度閉じて開き直すと設定された内容で表示される事になります。
Apply
ボタンで反映されると思いましたが、プロジェクトを閉じてもう一度開き直すことが必要でした。(このことを知らなかったのではまっていました。@spring_akiさんありがとう!)
プロジェクトを開き直すと、この通り本来のコードが表示されるようになりました。
localesに設定した日本語文字列を確認したいとき
メニューかショートカットでCollapseを実行すると日本語文字に切り替わります。
(Expand <-> Collapseで相互に切替)
Collapse
Expand
もしくは、Command+Bで定義位置にジャンプさせます。
RubyMineのコードジャンプ機能は本当にすごい!!困ったときはCommand+Bを押すべし!
ということで、自分の使いやすい設定にできました。