・今となっては、当然のごとく使用していることを、ただ手紙としてしたためるだけの記事の第五弾。
・今回もひたすら「過去との対話」という、人生謳歌芸に酔いしれよう。
・このような奇行によって大量の手紙が届く過去の私よ、「人生とはそのようなものだ。」
・よし。今回も入社後、知っておけばよかったことを書こう。
teratermマクロについて
<当時>
- 「概要」・・・入社後に実際に触りだすまで、teratermの名前と概要しか知らなかった。操作方法は全く分からず状態。
→それまでサーバーいじりの経験が皆無だったため、マクロの存在自体の認知は遅かった。 - 「マクロ作成」・・・存在自体しらなかったため、作成方法も当然意味不明状態。
→teraterm自体の概要や操作方法の学習や習得に力を注いでしまう。
→操作方法の習得に加え、本番いじりの緊張も相まって、あいにくの容量満杯状態。
→にもかかわらず、極度の負担を招く接続をマクロで行わず、手作業で行うという「自己障害」。
<現在>
概要や作成方法を学び、自動ログインマクロをネット写経にて作成。
→簡単操作・負担軽減・不備一掃を達成できた。
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概要
- teratermのマクロ言語を用いた実行プログラム。
→ログインやサーバー操作の自動化が可能になる。
- teratermのマクロ言語を用いた実行プログラム。
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簡単な作成手順
- 1. テキストファイルを作成。(メモ帳でもなんでもいい。)
- 2. そこにマクロ処理を記述。
- 3. 名前をつけて保存で、拡張子を「.ttl」にする。
- 4. 保存後、右クリックで、「プログラムから開く」「既定のプログラム選択」で「ttpmacro.exe」と紐づける。
- 5. 接続確認後、次回以降ダブルクリックのみで接続できるようになれば、完了。
簡単なサンプルバッチ
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①teraterm自動ログイン(パスワード認証)
- そのままメモ帳に書いてOK。
- 下記サーバー情報
- IPアドレス : 「111.222.333.444」
- ポート番号 : 「22」
- ユーザー名 : 「test」
- パスワード : 「test1234」
- ※SSHバージョン : 「2」
- 下記のコードをコピー。
; 接続情報
HOSTADDR = '111.222.333.444
USERNAME = 'test'
PASSWORD = 'test1234'
; 接続処理
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user='
strconcat COMMAND USERNAME
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
connect COMMAND
end
- ②teraterm自動ログイン(公開鍵認証)
※公開鍵の保存は、「pemファイルを使用」- そのままメモ帳に書いてOK。
- 下記サーバー情報
- ※IPアドレス : 「111.222.333.444」
- ポート番号 : 「22」
- ユーザー名 : 「test」
- パスワード : 「test1234」
- 鍵補完ファイル : 「C:\test\aaaaaa.pem」
- SSHバージョン : 「2」
- 下記のコードをコピー。
; 接続情報
HOSTADDR = '111.222.333.444'
USERNAME = 'test'
PASSWORD = 'test1234'
KEY_FILE = 'C:\test\aaaaaa.pem'
; 接続処理
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=publickey /user='
strconcat COMMAND USERNAME
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
strconcat COMMAND ' /keyfile='
strconcat COMMAND KEY_FILE
connect COMMAND
end
<過去の私へ送る言葉>
- 本番接接続の負担は、尋常ではないかで、こういうところからから軽減していこう。
- 間違っても、しっかりと落ち着いて焦らないでね。
まとめ
- 今回は、teratermマクロということで、圧迫・負担・安堵等が、急速循環していたころを思い出しながら、記事を書く。
- この「Orangeごっこ」は、もしも論の連続ということもあるので、早期の「並行世界への移動」実現を切に願う。
- 整理してみると、「私のサーバーの知識が弱すぎる」ということもあるので、時を見計らって学んでいこう。