AIで文章を生成できる時代にアウトプットは意味があるのか?
はじめに
よくアウトプットが大事とか言われますが、ChatGPT使えば文章簡単にできる時代にわざわざ自分で時間かけて文章作成する必要あります???
って思い、改めてQiitaにわざわざアウトする理由を整理できればと思って本記事を作成しました!
生成AIが普及した現在におけるアウトプットの意義
現在においてアウトプットの意義を考える上で、生成AIが普及する前のアウトプットの意義は以下の感じかなと思います!
- 自分の考えや経験を整理するためのツールとしての役割。
- 他者との知識共有やコミュニケーションの手段。
- 自分のスキルや専門性をアピールする場。
今回は、
自分の考えや経験を整理するためのツールとしての役割。
について深堀って調べた内容を本記事にまとめました。
自分の考えや経験を整理するためのツールとして効果的なのか?
アウトプットが知識の整理と定着に効果的であることは、複数の研究や実例から裏付けられています。
コロンビア大学の研究によると、学習時間の70%をアウトプットに充てた場合、最も高い学習効果が得られることが示されています。この研究では、小学校3年生から中学校2年生の子どもたちを対象に「覚える時間(インプット)」と「練習する時間(アウトプット)」の比率を変えて効果を比較した結果、アウトプットに70%を費やしたグループが最も高い成績を記録したそうです。
さらに、アウトプット活動が学習者に与える効果として、以下が挙げられます:
- 気づきの促進: アウトプットを通じて、学習内容に対する新たな発見や洞察を得ることができる。
- 記憶の強化: 記憶を参照して情報を引き出す過程が、記憶の強固化に寄与する。
- チャンクの形成: 情報を適切に整理し、大きなまとまり(チャンク)として扱えるようになる。
- 予測の効果: アウトプットを繰り返すことで、次に必要な情報やステップを予測しやすくなる。
これらの効果が示すように、アウトプットは単なる結果としての行動ではなく、学習そのものを深め、支える重要なプロセスです。
記憶の強化
書く・話すといったアウトプット行動は、記憶を長期的に保持する助けになり、自分の理解度を確認する絶好の機会ともなります。
これらのエビデンスから、アウトプットは単なる知識伝達だけでなく、学習プロセスそのものを強化する重要な役割を持っていることがわかります。
参考リンク:
なお、コロンビア大学の研究に関する一次情報は見つけられなかったため、もし一次情報(論文?)をご存知の方は教えて下さいm(_ _)m
おわりに
生成AIが普及した現在におけるアウトプットっているのかな?
っていう疑問から今回は記事作成をしてみました。
昔と違いアウトプットすることは自分自身の学習効果を高めるためにも必要ということなので引き続きアウトプットをしていきたいと思います。