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はじめまして!
ポーラ・オルビスホールディングスのITプロダクト開発チームでスクラムマスターをしている川田と申します。
ITプロダクト開発チームについては、以前に早川が書いた記事をぜひご参照ください。

私たちポーラ・オルビスホールディングスで内製開発チームを作るのは初めての試みでした。今回の記事では雰囲気やカルチャーに焦点を当てて、私たちのチームをご紹介します!:smiley:

チームの価値観

開発チームには様々な経験年数やバックグラウンドを持つ方が集まっていますが、プロダクトの価値を高めるために、また自分たちの開発プロセスを改善するためにはどうすればよいか、立場や役割に関係なく意見を言うことができる環境だと感じています:thumbsup:
私はチームに新しく参加した際に、気になる点があれば積極的に声を上げるように心掛けていました。これはチームやプロダクトを深く理解していないからこその視点もありますが、自ら発言することで他のメンバーが意見を言うハードルを下げる目的もあります。しかし、自分の意見だけを述べるのではなく、チームの今までの歩みや経験、メンバーの考え方を尊重し、プロダクトやプロセスにフォーカスした発言を心がけています。このような取り組みを重ねることで、チームの雰囲気が良い方向に変わってきたと感じます!

また、何か提案があったときはとりあえずスモールな規模から始めて、改善を続けながら進め、それから判断するというスタンスを重視しています。これは私の考えでもありますが、やる前からできない・続かない・無駄だと決めつけるのは、変化のチャンスを逃してしまうもったいない行為だと思っています。
最近、メンバー間の認識合わせやゴールの明確化、タスクの漏れ防止を目指して、チケットに最低限記載してほしい内容をテンプレートに設定しました。私からの突然の提案にも関わらず「効果があるか試してみましょうか」という姿勢で、皆さんに記載を続けてもらっています。
とりあえずやってみよう、効果が無ければやめよう、というマインドで協力してくれるメンバーには本当に感謝しています。このマインドを持てているのはチームとして大きな強みだと思っています!:clap:

ちなみに弊社では課題管理にBacklogを使用しており、Backlogでは種別毎にテンプレートを設定することが可能です!
設定した種別で課題を新規に作成すると、テンプレートが自動的に内容欄に反映されます。

image.png

働き方とコミュニケーション

私たちのチームでは必須の出社日を設けず、リモートワークを中心とした働き方を実践しています。家庭の事情による都合が調整しやすい・通勤時間が削減できるなどメリットはある一方で、顔が見えづらいリモートの環境下でコミュニケーションを密に行い、業務を円滑に進めるために以下のような取り組みを行っています。

:two_men_holding_hands:プロジェクト参加の直後は対面でのコミュニケーションを増やす:two_women_holding_hands:

プロジェクトに参加して間もないころは、チームのルールや業務の進め方などちょっとしたことでもわからないことが多いですよね。また、チームの雰囲気やメンバーの人柄がわからない状況で、リモートで質問するのはハードルが高いと思います。よって、プロジェクトに参加した直後はタイミングを合わせて出社し、対面でのコミュニケーションを行えるようにしています。基本的なことですが、最初の関係構築という点では大事ですね!

:microphone2:通話を繋ぎっぱなしにして、いつでも声をかけられるようにする:microphone2:

ポーラ・オルビスグループではチャットツールとしてMicrosoft Teamsを利用しています。Teamsの通話機能を使い、打ち合わせなどの予定がない時間はチームのチャンネルで通話を繋げたままにして、いつでも話しかけられる環境を整えています。対面だと、他のメンバー同士が話している内容からヒント・気づきを得たり、逆に自ら会話に参加してアドバイスや経験を話したりすることがありますよね。そのようなシナジー効果をリモートでも得ることを目的にした取り組みです。
一方で、自分の作業に集中したいときに隣で会話されると集中できない、という場面もあると思います。対面では解決が難しい問題ですが、リモート通話では必要に応じて一時的に会話を離れ、集中することができます。もちろん離れる頻度が多いと当初の目的が果たせなくなってしまうので本末転倒ですが、作業の内容や状況に応じて使い分けたり、テキストコミュニケーションと併用したりできるのはリモートならではの強みですね。

個人やチームの成長に向けた取り組み

これはITプロダクト開発チームだけではなく、所属している部門(グループデジタルソリューションセンター)全体に言えることですが、スキルアップを目的としてセミナー・研修への出席や資格の取得が推奨されています:thumbsup:
例えば直近だと、開発チームに参画したPOメンバーが、Scrum Inc. Japanが提供する認定資格プロダクトオーナー研修を受講しています。私個人としては以前に Scrum Allianceの認定スクラムマスター研修を受講して認定を受けましたが更新をしていなかったので、改めて勉強してScrum.orgのProfessional Scrum Master試験の制覇を目指しています。ちなみにProfessional Scrum Masterは他と異なり試験だけ受験することが可能で、しかも更新の費用が不要という点が特徴です!

また、チームとしての成長に向けて、という観点では現在絶賛企画中です。昨年はチームを新規に組成した段階ということもあり、具体的な計画を立てられませんでしたが、今年は個人の学びをチーム全体で共有できるような企画を考案しています。実際の取り組みやその結果は、Qiitaで発信したいと思います!:muscle:

最後に

私たちのチームはご紹介した考え方や取り組みを実践しながら、メンバー全員で議論しながら開発を進めています。メンバーの皆さんはそれぞれタスクを進めていますが、チームとしてゴールを達成するために、お互いにサポートしながら業務を行っています。
もしチームのコミュニケーションに苦労されている方がいましたら、この記事が参考になれば嬉しいです!:smiley:

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