ランニングしながらAudibleで聴いた本です。
本のまとめというより、自分が心に残ったことを3つだけ書いてます。
とりあえず思ったことをメモするのが大切と思い、なるべく30分以内で書き上げています。
聴いた本
わかりやすく伝える 言葉が武器になる時代の「伝える技術」
木暮 太一 (著)
伝える技術に関する基礎的な本です。「1分で話せ」の方が個人的に刺さりましたが、
人によってはこちらの方が丁寧に説明されていてタメになるかもしれません。
(個人的満足度2/3、一般的なおすすめ度2/3)
心に残ったこと
分かりやすくするステップ
- 誰に何を伝えるかを明確化
- 伝わる日本語を考える
- 正しい順序に並び替える
- 伝わる言葉に言い換える
話を分かりやすくするステップとして、この4段階が紹介されていました。
相手に分かりやすく伝える際、最も重要なことの一つは、一番最初の「誰に何を伝えるかを明確化」のステップで、
「相手を知って、相手の目線に立ち、相手になりきること」とのことです。
主語と述語を明確にする。接続詞は1つだけにする
話を分かりやすくするテクニックとして、「主語と述語を明確にする」、
さらに、なるべく短い文章にする、例えば「接続詞は1つだけにする」ということが紹介されていました。
確かに、長い文章はその時点で読む気が失せるので(基礎的ですが)重要な心がけかなと思いました。
また、「実は何も表していない言葉に注意」ということも述べていました。
例えば「コミュニケーションを活性化する」「イベントを手配する」という言葉は、具体的なアクションが見えません。
これに似て「広く」「早く」など数値化できる形容詞は数値化すると良いようです。
分かりやすく伝える=主張が論理的、ではない。
主張したいことがMECEになっていたり、ロジックがしっかり組まれていることと、
主張が分かりやすく伝わることは別物と述べていました。
「主張したいことが分かりやすく伝わる」とは、相手の目線から見て、PREP(Point/Reason/Example/Point)が見えることです。
話の行間を飛ばして「AなのでC」というように主張すると意味が分からなくなります。A→B、B→Cというように、話し手に合わせて行間を入れていくと、「分かる説明」になります。
また、人間にはスキーマ(=言葉からイメージするもの)があり、人それぞれ違うことがあります。
例えば、「携帯電話」といって、iPhoneを浮かべる人、ガラケーを浮かべる人など、さまざまあります。
このスキーマの違いに気づいていないと、途中まで分かっていたつもりでも、最後に「分からなかった」となることがあります。
これを避けるために、聞き手のスキーマを考えながら話したり、普段交わらない人に説明する方法を考えたり、またはプレゼンであれば写真を用いたりと良いでしょう。
ちなみに、話すときはMECEにこだわらない方がよく、重要なこと・流れの再現に必要なことは、何度も繰り返したり・ここが重要と明示したりした方がよいとのことです。