ランニングしながらAudibleで聴いた本です。
本のまとめというより、自分が心に残ったことを3つだけ書いてます。
(この本に関しては4点あったので、4点書いています・・)
とりあえず思ったことをメモするのが大切と思い、なるべく30分以内で書き上げています。
聴いた本
部下をもったらいちばん最初に読む本
橋本拓也 (著)
マネジメントに関する本です。「組織を良くする心構え・知恵」が多く紹介されており、とても勉強になりました。
(個人的満足度3/3、一般的なおすすめ度3/3)
心に残ったこと
メンバーに自発的に動いてもらう
マネージャーは、コマを増やす・自分のコピーを作るという意識ではダメで、
メンバーの多様性を活かすことで、自分以上の創造的な仕事ができるようになる、とのことです。
メンバーに力を出してもらうためには、メンバーのモチベーションの源泉(根源的欲求)を知ることが大切とのことです。
ただ、「仕事の目的」は誰しもが明確に持っているものではないので、リーダから開示していったり、入社理由から紐解いていくと良いようです。
マネージャに必要なもの:徳と才
マネージャーには、徳(人間性、対人スキル)と才(業務スキル)が必要、とのことでした。
才(業務スキル)は、プレイヤーで積み重ねていけるものですが、「才しかない人」がマネージャーになると行き詰まるとのことでした。
「徳」の部分を伸ばすために意識すべき事項として、7つ紹介されていましたが、以下の点が心に残りました。
- 傾聴(これが一番大切)
- 信頼
- I-message(「自分はこう思う」という表現方法)
- プラスアルファ:小さな約束を守る、悪口を言わない
組織風土=水質が良い、勝手に学び成長する組織にする
組織風土は水槽の水質のようなものです。水質が悪いときの対処は、強い魚を作る/水質を良くする、の2つあります。
全員が全員強い魚になれるわけではないので、水質が良い=メンバーが勝手に学び、成長する組織、にすると良いそうです。
また、水質を変えるときのコツもあります。人は基本的に「他人から変えられる」ことを望まない、という点を意識して、以下の3つが紹介されていました。
- 企業理念に立ち返る
- 一気に水を全部変えず、半分ずつ変える
- 「みんなのチームだから、当たり前を守る」をベースにする
緊急度と優先度を意識
仕事には緊急度と優先度があります。もちろん、両方高い仕事を最初に潰していく必要があります。
次に、緊急度が高く・優先度が低い仕事に取り組みがちですが、これは達成感はありますが本質的には組織のためにならず、
リーダは本来、緊急度が低い・優先度が高い、未来に目を向けた仕事をすべき、とのことです。
また、「自分がやったほうが早い」はNGです。
そのためには、常に「仕事を任せられる人が誰か」を考えておく必要があります。
さらに、仕事を任せる際は、1年後・3年後を考えて任せる、という意識が重要とのことです。