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【読書感想】「原因」と「結果」の法則

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ランニングしながらAudibleで聴いた本の感想です。
本のまとめというより、自分が心に残ったことを3つだけ書いてます。
とりあえず思ったことをメモするのが大切と思い、なるべく30分以内で書き上げています。

読んだ本

「原因」と「結果」の法則
ジェームズ アレン (著)

有名な自己啓発本です。一般的には「名著」の分類かなと思います。ページ数が少なく読みやすいため、オススメしやすいのかなと思います。
個人的には、正しいことを言っていると思う面もありつつ、根拠に乏しいため若干宗教っぽく、、微妙かなと思いました。(個人的満足度1/3、一般的なおすすめ度2/3)
筆者が英国の哲学者とのことで、英国映画っぽい「小綺麗さ」がありましたが、私は「世の中、綺麗事だけでは納得できない・・」などと思ってしまい、好みで無かった可能性もあります

心に残ったこと

環境が人を作るのではなく、人間の思いが行動となり、環境を作る

「夜と霧」や最近の風潮と真逆のことを言っています。

何か悪いことが起きると「環境が悪かった」と思いがちですが、筆者は、その人の清らかな心・行動が周囲の環境を変えていくので、周囲の環境は結果として現れると言っています。
例えば「低所得で過酷な労働をしている人でも、清らかな心を身につければ、現状の環境が肌に合わなくなり、自然に良い環境に行こうとする」ということを述べています。
また、「病気や怪我は結果であり、人間の思いが原因となっている」というようなことも述べています。

これらの主張は、ある程度自己決定ができる大人になってくると正しい面も少しありますが、かなり自己責任論であるのと、やはり、環境・初期状態というのはその人を決める大きな因子となりうるため、30%くらいしか同意できないかな・・・と思いました。
例えば、アフリカの小さな田舎で生まれて一流の大学に行くのと、東京の23区で生まれて一流の大学に行くのでは、どちらの方が努力が必要か、結果として確率が高いのかは明らかでしょう。

目標がないと人生に漂流してしまう

目標を持って生きよう、さらに、目標を持ったら一直線の道筋を描くことが大切、ということを述べています。
ここは個人的には正しく、また表現が良いなと感じました。

ただ、「目標へはそれ相応の自己犠牲も必要」とも述べていて、個人的には(全員が全員体力オバケじゃないことを忘れないでほしい?)と思いました。

清らかな心の人は苦悩が無い

苦悩や不満に満ちている=清らかでない、ということを述べていました。
(もうここまで行くと宗教っぽいのですが・・)
個人的には、30%くらいは同意できるものの、「苦悩がない状態」は、「本当に苦悩がない」と「苦悩に対して痛覚がないから苦悩がない」の2通りあると思っており、その切り分け方法が気になりました。

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