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【読書感想】学びを結果に変えるアウトプット大全

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ランニングしながらAudibleで聴いた本の感想です。
本のまとめというより、自分が心に残ったことを3つだけ書いてます。
とりあえず思ったことをメモするのが大切と思い、なるべく30分以内で書き上げているので、内容は薄いです。

内容は個人の感想です。
この本に対する評価が高い方は、以下の内容を読まないほうが良いです。

聞いた本

学びを結果に変えるアウトプット大全 (サンクチュアリ出版)
樺沢紫苑 (著)

心に残ったこと

インプット:アウトプット=3:7

この本では「アウトプットすること」の大切さが説かれていました。私も「試験対策は結局過去問をたくさんやることが大切」「ただ聞いているだけだと頭に入らないのでメモを取ることが大切」などは、ぼんやり認識していました。

そんな中、この本ではインプットとアウトプットの比率を3:7と明確に定義していました。
具体的な数値について、私は過去にあまり聞いたことがなかったので、参考になりました。

合わない人がいる、ということ

この本を聞く時間のうち、80%以上の時間は以下のようなモヤモヤがありました。

  • 随所に筆者のマウントがある。しかも尊敬に値しないようなマウントの取り方である。
  • 主張・考えに論理性が乏しい。

聞いていればわかるのですが、筆者は随所でマウントを取ってきます。マウント自体は別にいいのですが、主張が表面的で空虚なものが多いです。

さらに、主張・考えに論理性が乏しい箇所が多いと、私は感じます。
例えば、「6時間睡眠が2週間続くと、1晩徹夜したあとと同じレベルに脳のパフォーマンスが低下する」という研究結果を引用し「6時間睡眠を続けた人は、毎晩徹夜していることと同じ」と述べている場面があります。
おそらく、6割くらいあっていれば「あっています」と断言してしまうタイプなのでしょう。すべての内容を丁寧に受け取る読者、考えながら読む人を想定していない、とも言えます。

このような人は、論理的な・ウィットに富んだような会話ができず、私は苦手です。ただ、この人を支持する人もいるのは事実です。
このようなモヤモヤを抱えるうちに、自分は善い人たちに囲まれた、幸せな環境にいるんだなという気付きがありました。

やたら数字を主張する本は怪しい

一般的なビジネスの場面では、相手の時間を価値のあるものと考えます。その結果、なるべく短い内容で、簡潔に内容伝えることが常に求められます。私は、主張を分かりやすくするため、何かを並列に「○個あります」と紹介する場面では、なるべく3個以下にしています。
それは、10個くらい考えられるもののうち、内容をMECEに階層的にして、1つ1つの占める割合を考えて多数を部分を占める3つを絞り出すという作業を経て、3個以下になっています。

一方、この本では、「成長を加速させる80の方法」を紹介しています。また、随所で、「○○のコツ」として7つの内容などが挙げられています。

「〇〇のコツ100個」や「〇〇が9割」のような本は、数字による説得力を付けようとして、根拠のない数字をたいとるにまで持ち出しており、結果的に怪しい本の割合が高いのかなと思いました。


全体的には、パリッとした実用書というより、エッセイの要素が大半を占めていたなと感じた本でした。

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