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[Android Studio] Kotlin Android live template

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Android Studio 4.0 の新機能のうち Live Template が少し気になっていたので調べてみた。
Kotlin Android live template
調べ始めたら、そんなに調べることもないことがわかった…。

Live Template を調べてみると、結構昔からある機能じゃない?新機能ってどういうことだ?と思ったら、4.0で変わったのは「Kotlin関連のクラスのlive templateを追加したよ」くらいの話らしい。

リリースノートで説明されているとおり、登録されているLive Templateは、メニューから File > Settings.. で Settings画面を開き、 Editor > Live Templates と辿れば確認できる。
Android Studio 3.6 から増えたグループは

  • AndroidCommentsKotlin
  • AndroidKotlin
  • AndroidLogKotlin

くらいだろうか?(旧バージョンを残していないのでもうわからない)

2020-06-05_01h59_35 (2).png

登録されている Live Template の例

toast

展開後
Toast.makeText($context$, "$text$", Toast.LENGTH_SHORT).show()

toast と打って、補完候補をEnterで選べば、↑を入力してくれる。便利そう。
$contexts$$text$ は Tab 押したときにカーソルが飛ぶところ。
(最近あんまりToast使ってない)

logd

展開後
Log.d(TAG, "$METHOD_NAME$: $content$")

すごいな、と思ったのは、 $METHOD_NAME$ のところ。
onCreate の中で logd と打てば Log.d(TAG, "onCreate: $content$") と自動的に onCreate が入力された状態で $content$ にカーソルが当たった状態になる。便利!
TAG が定義されている前提なので、 TAG のところはエラーになる。ここは自分で書き換えるのが良さそう。
logd だけじゃなくて loge とか logi とかもある。
(Logも最近あんまり使わないなぁ…)

exfun

展開後
fun $RECEIVER$.$NAME$($PARAMS$) : $RETURN$ {
$END$
}

拡張関数を作るときに使える。使えるけど、省くことができるのは.とか{}とか限定的だ。Tabでジャンプできるのが便利なんだろうか。
Live Template 使わずにそのまま入力してしまいそうだ…。

他にもいろいろ

他にもいろいろある。いろいろあるけど、どれもイマイチピンとこない…。
元々登録されていた Kotlin 以外の Live Template とかも見てみたけど、そもそも補完が効くしなぁ…と思うものが多い印象。

Live Template を自作する

新しくKotlin 用の Live Template が登録されたと言っても、各自微妙にコードの書き方も違うだろうから、このままではあまり使えるものが多くない気がする。
なので、自分に合った Live Template を作って使うのがいいんじゃないかなー、と思った。
登録も簡単だ。

登録方法

2020-06-05_02h56_55_2.png

  1. +ボタンを押して、Live Template を追加する
  2. トリガーとなる文字を入力する
  3. Live Template の説明を書く
  4. 挿入されるコードを書く
  5. どのファイル(言語?)のどこ(トップレベルとかクラスの中とか)で反応するか決める
  6. 4に $ で挟まれた文字列があると「Edit variables」ボタンが有効になる。この例だと $sudden_death$ にどんな機能をもたせるかを設定できる(関数名を挿入させたり、デフォルト値を決めたり)。

感想

デフォルトで登録されているものそのものは微妙に使えなさそう。やはり自分で登録するしかない。
メソッド名とかクラス名を自動的に挿入できる機能は便利だな、と思った。何かに使えそう感がある。

さあ、自分にあった Live Template を作って快適な開発環境を作ろう!(まだやってない)

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