はじめに
PHPカンファレンス福岡2024のスタッフの皆様ありがとうございました。
また、登壇者の方々、大変参考となるセッションありがとうございました。
初めてPHPカンファレンスに参加したのですが、PHPerの皆様のノリの良さに驚きました。
そして登壇者の方々の熱意と知識に刺激を受けました。
各セッションの振り返り
PHPコードの実行モデルを理解する(@shin1x1)
今までどのようにPHPのコードが実行されているかを考えずに過ごしてきたのですが、オペコードに変換されて実行されるということを初めて知りました。
また、php-fpmの実行モデルの説明の中でキャッシュ機構があることを知り、試してみたところ速度がかなり上がり大変助かりました。
オペコードの生成方法から勉強します。
Fat Controller は開くか? 〜光のFat Controller ・ 闇のガリController〜(@stwile871)
「動くものを作り整理していないからFatControllerが出来上がる。」まさにその通りだなと感じました。
ガリControllerが必ずしも正しいということはないという点についても共感を感じました。
ある程度まとまっている方が開発者としてはありがたいことの方が多いと感じています。
扱っている案件でも整理されていないFatControllerがあるので野放しにせず整理していこうと思いました。
プロジェクトマネジメントとは? 経験から学ぶ視野と視座(@NaotoCoding)
経験の浅い人がPMをやるにはきつそうな案件のように感じましたが、上手に立ち回り完遂できたことに感心しました。
そして振り返りをしてどこが良くてどこが悪い、そしてどうしたら良いかということがまとめられていて参考になりました。
10社以上のCTO/技術顧問を経験してみえた技術組織に起こる課題と対策(@otani_yuji)
率直な感想としてCTOってなんでもやるんですねって感じました。
フェーズ別の課題解決について特に立ち上げフェーズの開発チームがやりたいことにフォーカスするという点の解決アクションについて大変参考になり実践したいと感じました。
有効な使い方を正しく理解して実装する PHP8.3の最新機能(@seike460)
PHP8.3まだ触れてないですが、いずれバージョンアップ等触れることになるため新機能をわかりやすく説明していただき参考になりました。
PHPもどんどん型の指定ができるようになり開発がしやすくなっていくなと感じました。
Laravel のセキュリティはどうなってる?突撃ソースコードリーディング(@ad5jp)
個人的には一番聴きたいと思っていたのがこちらのセッションでした。
Laravel側で対応している/対応していないセキュリティ対策がまとまっていてどこを気をつけるかがわかりやすかったです。
自分もLaravelのコードをどんどん読み込む必要があると感じました。
リモートワーク時代の守護神 PHP開発者のためのセキュリティ強化術(@pyama86)
私自身あまりリモートワークをしていないのですが、非常にためになるセッションでした。
ゼロトラストネットワークは聞いたことがありましたが、実際にどういった内容なのか知れたのはよかったです。
また、リモートワークの環境を作る実例の内容も具体的で今後実践できる機会があれば試したいと感じました。
PHPStanの中を知ってコントリビュートしよう(@tadsan)
普段使用しているPHPStanについてのセッションだったので興味を持ちました。
また、OSSへのコントリビュートも興味があり当セッションに参加しました。
使用しているOSSのコードを見るだけでなく問題を解決するのはすごいと感じました。
半年かけてPHP5.6からPHP7.4までバージョンアップした苦労と工夫(@kechiiin_)
PHPerの皆様PHPのバージョンアップには苦労してるなという感想に尽きます。
私自身もPHPのバージョンアップには苦労させられましたしこれからも苦労していくのかと感じています。
半年でかなりのバージョンを上げているのは改めてすごいなと感じました。
PHPでデータベースを作ってみた(@hanhan1978)
まずPHPでデータベースを作ろうという発想としてすごいなと感じました。
「不恰好でも良いので、動く完成品を作る」まさにその通りだなと思いました。
ネットワークプログラミングは割と経験がありクライアントとサーバーのやり取りの内容を見ると少し懐かしさを感じました。
設計の考え方 - インターフェースと腐敗防止層編(@okashoi)
まさに今現在苦労している状況の対策方法の内容でした。
ライブラリは直接使用せず腐敗防止層を設定するのは必須事項だと感じました。
現在の案件は直接修正する方向となりましたが今後のプロジェクトでは積極的に腐敗防止層を設定しようと思いました。
アプリケーションをリプレイスしたら チームとサービス運用に向き合えた(@zosokh)
経営層への急な提案をしない、自身の経験が思い出されました。日常的な会話は必須ですね。
新基盤の運用が理想的で羨ましく感じました。composer updateやバージョンアップがスムーズにいくのは羨ましい。
テストコードはやはり大事だということが再認識させられました。
クラウド時代におけるオンプレミスLAMP環境のPHPバージョンアップ戦略(@picopico_dev)
準備が重要であることを再認識させられました。
The Twelve-Factor Appにあるとおり本番環境、検証環境は一致させることの重要さを改めて感じました。
過去や未来を扱うのは難しい? 過去と未来に立ち向かうための勘所(@shinpei0213)
過去や未来を扱って起こる事故、よく聞く事例ですね。
事故に対する対策について今後のプロジェクトに活かしていきたいと感じました。
ライトニングトーク
ライトニングトークの登壇者の方々は5分という時間の中でもすごくまとまっている発表であることがすごいなと感心しました。
自分自身も短い時間で相手に伝えたいことを伝えることができるよう精進しようと感じました。
終わりに
色々なセッションに参加してみて改めて勉強不足だと感じました。
今後はインプットだけでなくアウトプットにも力を入れていきたいと感じました。