本記事では、以下の流れでHPを作ります。
- ラズパイでApacheサーバーを立ち上げる。
- Freenomで適当な名前でドメインを取得する。
- MyDNSで動的IPとドメイン名を紐づける。ほとんどの自宅の場合動的IPが割り当てられているので、MyDNSを使用してIPとドメインの紐づけを変更されるたびに行わなくてもいいようにする。
- google検索等ではHTTPSでないとはじかれてしまうので、Let's encryptを用いて通信をSSL化する。
# ラズパイでApacheサーバーを立ち上げる。
sudo apt-get install apache2
でラズパイにapacheをインストールする。
cd /var/www/html
デフォルトでは/var/www/html
がApacheサーバーのホームディレクトリになっているのでここへ移動する。
sudo vim index.html
index.htmlを作成する。index.htmlがドメインにアクセスした際に飛ばされるHPのトップページになる。
sudo systemctl start httpd
このままだとただラズパイが起動しているだけでapache2サーバーとして動いていないので、デーモン化してアクセスを待機する。
sudo systemctl enable httpd
このままだと起動の度に↑のスクリプトを実行しなければ、デーモンが立ち上がらないので、自動で立ち上がるように設定する。
Freenomで適当な名前でドメインを取得する。
Freenomとは、無料でドメインを取得できるサービス。
.ml(マリ)や.tk(トケラウ - オーストラレシアにある自治領)など、マイナーなドメインになるが、十分。
90日間の中で25回以上のアクセスがなかった場合はドメインがはがされてしまうので注意が必要。
なので、対策をする。対策内容は、MyDNSの設定のセクションで説明。
MyDNSで動的IPとドメイン名を紐づける。
ラズパイからMyDNSに定期的にIPをお知らせすることで、IPが変わってしまうことへの対策とする。
MyDNSではドメインごとにアカウントを登録しなければいけないので新しく登録。
DOMAIN INFOセクションで、ドメイン名を設定。
また、同ページにあるName Server Listをメモしておく。Freenomにおいて、ドメイン名を探しにいくネームサーバーを登録する必要があるため。
Freenomにて、MyDNSのネームサーバーを名前解決のネームサーバーとして登録する。
Freenomにログインしたら、Services⇒My Domains⇒該当するドメインの"Manage Domain"にて設定画面を開く。
Management tools⇒name serversでネームサーバーを登録する。
google検索等ではHTTPSでないとはじかれてしまうので、Let's encryptを用いて通信をSSL化する。
こちらの記事を参考にLet's encryptを利用する。