この記事は
Azure初学者がリソースの設定を間違えて、想定していなかった課金をした話です
同じAzure初学者の方がこの記事をみて、予算の大切さを感じ取っていただけたら幸いです
あと、いろいろAzureポータルのキャプチャを載せているので、Azure認定資格初級レベルを受験される方にも少しは役に立つかもです
朝起きたらAzureからメールあり
隊員はAzureポータルへ急行せよ!(脳内イメージ)
Azureポータルへアクセスして実態を確認
171円の利用料発生!
料金が発生しているのはどのリソースだ!?
これは、AZ-204資格勉強のために、お試しでつくったリソース
なぜ料金が発生しているのだ?
当該リソースは毎月ワンミリオンの無料枠があるはず・・・
不正アクセスか!?
メトリクスは凪でした
ワンポイント
API Managementはインターネットに公開せず、仮想ネットワーク内に閉じ込めることが推奨されているようです
答え:設定ミス
前述のとおり、AZ-204の勉強をしていて、そのとき参照したラーニングパスにならってリソースを作ったわけだけど
Azureポータルから手動でリソースを作ったときに、1番下のSKUをConsumption
ではなくDeveloper
にしていた模様
az apim create -n $myApiName \
--location $myLocation \
--publisher-email $myEmail \
--resource-group az204-apim-rg \
--publisher-name AZ204-APIM-Exercise \
--sku-name Consumption # <<<--- ここ!!
API Managementの価格
-
Consumption
は呼び出しごとに課金、ただし毎月百万回までは無料 -
Developer
は1時間あたり9円の課金 (※為替変動があると思います)
料金計算ツール
Consumption
の場合、たくさん呼ぶと、あるところからお金がかかる
Developer
の場合、立ち上げているだけでお金がかかる
36時間立ち上げたときの料金は325円
リソースを削除したあとの様子
8/13夜にリソース作成、8/15朝にリソース削除
8/14は24時間分の216円が課金された
料金計算ツールでも、たしかに24時間でかかる料金は216円
今回の授業料は、しめて315円になりました
実際の請求書
315円にプラス消費税10%で346円になりました
おわりに
予算の設定は大切です
プレビュー版ですが、コスト分析にアクセスしたらすぐにどのリソースが原因かわかったので、安心しました