はじめに
秀和システムの「完全マニュアル」シリーズの1つ、「kintone完全マニュアル」が2025年1月に発売予定です。
https://amzn.asia/d/3s4o0vZ
このような書籍があると、多くの皆さまに喜んでいただけるかな、と思って執筆しました。
ほぼ原稿ができあがり、予定通り発売できそうで、ほっとしています。
1.kintoneの書籍はもっとたくさんあっていい
Excelが多くの人たちに利用されているように、kintoneも全世界で使った方が、絶対便利だと思います。
そのためには、Excelの書籍のように、kintoneの書籍も書店に並んでいてほしいですが、今のところ、まだまだ数少ないです。
この本が、あちこちの書店に並んでくれたらいいなと思ってます。
2.職場でkintoneを利用する人たちが、参考にできる書籍があるといい
職場でkintoneを利用することになった、という人が、最初に行うのは、
- kintoneへのログイン
- アプリを開き、レコードを表示する
- レコードを登録し、編集する
というような操作だと思います。
kintoneの利用のはじめのところから解説してある書籍があると、kintoneの利用を広げやすくなるなと思ってます。
3.kintone認定アソシエイト試験対策テキストでは、詳しすぎる
kintoneでアプリを作ったり、システムを構築をする、という方や、
お客様にkintoneでサービスを提供する、という方には、
kintone認定アソシエイトの資格を取得することをお勧めします。
kintoneのすべての機能が試験範囲なので、合格できれば、kintoneでできることと、できないことがはっきりわかります。
改善したい業務があったとして、それがkintoneでできることならkintoneを利用して改善し、そうでなければkintone以外で改善する、とすればうまくいくと思います。
kintone認定アソシエイト試験対策テキストは、試験に合格できるよう、試験範囲を網羅して記述されています。
ただ、職場でkintoneを利用することになったから、kintoneの使い方を学習したい、という方には、明らかに試験対策は過剰です。
まずは利用にあたって必要なことから、順を追って書かれているテキストがあるといいなと思ってました。
4.「完全マニュアル」シリーズは初心者向け
会社でkintoneを導入したけれど、使い方がよくわからない初心者ユーザーが、机の上に置いておいて困った時に見ればわかる、というふうに使ってほしいです。
また、アプリを自分で作りたい方や、kintoneをもっとみんなに使いこなしてほしい管理者にも、役に立ててほしいです。
そのため、本の構成を大きく3つに分けました。
- 利用者向け(1章〜4章)
- アプリ作成者向け(5章〜7章)
- 管理者むけ(8章〜10章)
自分が必要なところを読んでもらえば、kintoneをうまく利用できるようになると思います。
5.kintoneを自分が利用したり、周りに利用してもらうのに役立つと思います
kintoneは、自分が利用できるだけでなく、周りの人たちが利用できるようになると、データや連絡を共有できてとても便利です。
自分が利用できるようになるためにも、周りの人が利用できるようになってもらうためにも、この書籍を活用してもらえると嬉しいです。