#目次
1.制作にあたって
2.どこの国の方に向けて
3.課題から解決方法について
4.感想・まとめ
5.その他
#1.制作にあたって
年々、日本を訪れる外国人が増えており(コロナ禍以前)、日本訪れる外国人に向けた整備は着々と進んでいる。その成果もあってか、「日本に来て、困ったことはなかった」と答える外国人の割合も36%(2019年度比)と増えてきている。しかし、逆を言えば60%以上の人が「日本に来て、何か一つでも困ることがあった」ということにもなる。
今回は、その「困ったこと」のなかでも、「コミュニケーション」のところに焦点を当てて、多言語音声翻訳コンテストに応募する翻訳アプリ___”Travel Infomation”___のアイデアを提案する。
#2.どこの国の方に向けて
今回は、外国人が日本に観光に来る目的別に判断し、そのなかでも特徴のある国を抽出した。
・アメリカ
「食事」「地元の人との交流」「自然鑑賞」が人気が高いアクティビティ。
・オーストラリア
冬にウィンタースポーツをするために訪日する人が多く、「日本でしかできない」 体験を重視する。
・台湾
2019年の親日度ランキング1位で日本の文化(生活習慣やドラマ、音楽など)に興味を持っている。
の3か国である。
#3.課題から解決方法について
今回は上記でも書いてある通り、外国人観光客の「コミュニケーションがとれない」という悩みに焦点を当てて考える。そこで、他国の言語を話せる人材を、すぐに育成しようと思っても、すぐにはできないのでそれを補うアプリを提案する。
Prottでの試作品製作過程
方眼紙におおまかなデザインを設計
↓
それを元にProttで実際にデザイン(製作風景)
↓
完成したページ
後は、この作業の繰り返しで完成。
※この記事の最後にProttで製作した作品へ飛べるリンクがあります。
#4.感想・まとめ
今回、___「ストレスなく日本を楽しむ」___というスローガンを掲げ、外国人観光客に向けて翻訳アプリを提案した。
普通の翻訳アプリのなかに、何か一つ、他にはない機能はないかと考えながら、カメラ翻訳機能に顔認証システムをつけたり、お知らせ機能をただネットから拾ってきた情報を流すだけでなく、検索履歴やPayPayの購入履歴と連動させることによって、一人ひとりの要望に応えられる形を作ったりすることを意識した。今回のアイデアを提案することによって、「作る側」、「使う側」などの視点から、「ある一つの物事を違った切り口で見る」という考え方ができるようになるのではないか。
今の時代、翻訳アプリはネット上で探せば、いくらでもある。だから、同じ翻訳アプリでもそのなかに新規性を持たせたり、ある分野に特化させるといった工夫を施さなければ、「翻訳アプリ」という大海のなかに沈んでしまうだろう。
Prott での制作物はこちらを[クリック][link-1]
[link-1]:https://prottapp.com/p/3f5ead
上記制作物のQRコードはコチラ👇
※作品をスマホでアクセスする際にはprott viewerをインストールしてください
#5.その他
静岡県立島田商業高校 こちらを[クリック][link-2]
[link-2]:http://www.edu.pref.shizuoka.jp/shimada-ch/home.nsf/IndexFormView?OpenView
prottサイト こちらを[クリック][link-3]
[link-3]:https://prottapp.com/ja/