2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Ruby メモ

Last updated at Posted at 2022-04-14

メモ Ruby

  • 次にふれる機会のための備忘録的に。。

規約

  • キャメルケース
    • クラス名、モジュール名
  • スネークケース(全部小文字)
    • メソッド名、変数名
  • 全部大文字のスネークケース
    • 定数
  • ; は1行内に複数文書く場合には文の区切りに使用できるが、めったに使わない。
  • メソッド名末尾の!
    • ! はメソッド名の一部。オブジェクトの内容を変更するメソッド名には ! を付ける
  • メソッド名末尾の?
    • ? はメソッド名の一部。真偽値を戻す場合はメソッド末尾に ? を付ける

変数

  • _ または小文字アルファベット が先頭
    • ローカル変数
  • $ が先頭
    • グローバル変数
  • @@ が先頭
    • クラス変数
      • クラス変数はクラス定義の中で定義され、クラスの特異メソッドやインスタンスメソッドから参照・代入できる
      • クラス変数の値はクラスのすべてのインスタンスで共有する
        • mutex 的用途に使用する?
  • @ が先頭
    • インスタンス変数
      • インスタンス毎に独立した変数

コメント

#1行コメント

=begin
 複数行コメント
=end

__END__
これ以降は全てコメントとなる

範囲演算子

  • .. または ...
1..5            # 1 以上 5 以下
1...5           # 1 以上 5 未満

「===」

  • 「==」より緩い比較
  • 左辺によって挙動が変わる
    • 数値や文字列の場合は「==」と同じ
    • 正規表現の時はマッチするか
    • クラスの場合はインスタンスか
(1..10) === 5             # true
('a'..'f') === "z"        # false

String === "hello"        # true
String === 1              # false

/[0-9]{3}/ === "hello123" # true
/[0-9]{3}/ === "hello"    # false

クラス

  • クラスメソッド末尾の =

    • = はクラスメソッド名の一部。メンバ変数へのセッターメソッドを意味する
      • 主に @@ クラス変数のセッターに用いる。
        • @ インスタンス変数へのセッターは↓の attr_writer か attr_accessor を用いるのが推奨
  • attr_read , attr_write, attr_accessor インスタンス変数へのアクセス権限の設定

    class Sample
    	@name = "default"
    	attr_accessor :name
    end 
    
    • attr_read : read可
    • attr_write : write 可
    • attr_accessor : read と write 可
  • 既存クラスにメソッドを直接追加することが可能

    • 既存クラスの変更が可能
  • クラスは継承が可能

  • alias

    • メソッド名の変更
      • 継承したクラスで、親クラスのメソッドを別名で残す用途に用いる
        • (↑以外で、親クラスのメソッドは呼べない?)
  • undef

    • 定義されたメソッドをなかった事にする
      • 継承したクラスで、親クラスのメソッドを使用しないようにする

シンボル

# 例
:name
  • 用途
    • ハッシュのキー { :key => "value" }
      • {key: "value"} と記載も出来る。この場合の kye: はシンボル

ブロック

オプジェクト.メソッド名(引数リスト) do |ブロック変数|
	# 繰り返したい処理
end

オブジェクト.メソッド名(引数リスト) { |ブロック変数|
	# 繰り返したい処理
}
  • do ... end
    • 繰り返したい処理が複数行に跨る場合によく使用される
    • 引数リストを囲む ( ) は省略可能
  • { }
    • 繰り返したい処理が 1行に収まる場合によく使用される
    • 引数がある場合には引数リストを囲む ( ) は省略不可=引数がない時のみ省略可

map, map!

  • 配列の要素の数だけブロック内の処理を繰り返し、結果として作成された配列を返す
  • map は入力値には無影響。map! は入力値を書き変える。
オブジェクト.map do |ブロック変数|
		# 実行したい処理
end

&(ブロック引数)

"1,2,3".split(",").map(&:to_i)
=> [1, 2, 3]

# ↑ は ↓の同省略形
"1,2,3".split(",").map {|i| i.to_i } 
  • to_proc メゾットをもつオブジェクトで使用可能

配列:行列的利用

# 3x3 の行列を作るとき
a = Array.new(3) do
	[0, 0, 0]
end

# NG ! ↓は 同じ 1x3 のベクトルのインスタンス が3こ並ぶ
a = Array.new(3, [0,0,0])

	#-- こうなってしまう
	a[0][1] = 2
	P a #=> [[0,2,0],[0,2,0],[0,2,0]]

例外を発生させる

raise "エラーメッセージ #{変数名}"

unless

  • if の亜種、偽の時に実行する

後置 if , 後置 unless

raise "入力値エラー: #{arg1}" unless (0<arg1)

raise "残金なし" if no_money?

メソッドからの戻り値

  • return で明示しなくても、メゾッド内の最後の値が戻り値となる。
    • メゾッド末尾の return は省略する
      • return を記述するのは、早期return が主

lambdas

  • 記述方法は2種類 (↓2つは同じ意味)
l1 = lambdas { |arg1| puts arg1 }

l2 = ->(arg1) { puts arg1 }
  • lambdas メゾッドからの脱出
    • return
      • 使用可: 手続きオブジェクトを抜ける
    • next
      • 使用可: 手続きオブジェクトを抜ける
    • break
      • 使用可: 手続きオブジェクトを抜ける

Tips

初期化時

# arg1 が nil の時は "" 空文字を入れる
string_hoge = arg1 || ""

# nilチェック付きメソッド呼び出し
#  arg2 が 非nilならメソッド実行 arg2 がnil なら nilが戻る、
item = arg2&.first

tap

  • {} ブロック内の処理結果に関わらずレシーバ自身を返すので、デバッグ等の処理を、メソッドチェーン内に組み込める。主にデバッグ用
( 1 .. 5 )
  .tap{|obj| puts obj.class}
  .to_a.tap{|obj| puts obj.class}
#=> [1, 2, 3, 4, 5]
# 出力結果
# Range
# Array

Array

class Array

new(size) {|index| ... } -> Array

  • index を用いた配列生成

    # インデックスを値
    Array.new(3){|i| i}
    => [0, 1, 2]
    
    # インデックス付きの文字列
    Array.new(3){|i| "aaa_#{i}"}
    => ["aaa_0", "aaa_1", "aaa_2"]
    
    # インデックスなしでも回せる
    Array.new(3){rand(0..10)}
    => [4, 6, 3]
    
    # 初期値埋め
    Array.new(3){0}
    => [0, 0, 0]
    

drop()

  • 先頭から引数要素削除

    [0, 1, 2, 3, 4].drop(1)
    => [1, 2, 3, 4]
    

%w

  • 配列を作る。配列の要素はスペース区切りで指定する

    a = %w{ a b c d e f }
    a
    **=> ["a", "b", "c", "d", "e", "f"]**
    

self & other -> Array

  • 集合の積演算、両方の配列に含まれる要素から新しい配列を戻す

    [1, 1, 2, 3] & [3, 1, 4] 
    => [1, 3]
    

self * times -> Array

  • 配列内容を time 回繰り返したものを戻す

    [1, 2, 3] * 3
    => [1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3]
    

self * sep -> String

  • sep を区切り文字に 配列を結合して文字列とする

    # カンマ区切り
    [1,2,3] * ","
    => "1,2,3"
    
    # 区切り文字なしての結合
    ["私", "の", "名前"] * ""
    => "私の名前"
    

self + other -> Array

  • 自身と other の内容を繋げた 新しい配列を戻す

    • a も b も 変化はしない
    a = [1, 2]
    b = [8, 9]
    a + b     
    => [1, 2, 8, 9]
    

self - other -> Array

  • 自身から other の要素を取り除いた新しい配列を戻す

    • self 中で重複していて、other中に存在していなかった要素は、その重複は保持される
    # 1 は self側のみなので の重複含めて保持される
    [1, 2, 1, 3, 1, 4] - [4, 2]
    => [1, 1, 3, 1]
    
    # other で 1 が指定されてるので、1 は 重複含めて取り除かれる
    [1, 2, 1, 3, 1, 4] - [1, 4]    # => [2, 3]
    

self == other -> bool

  • 自身と other の各要素をそれぞれ順に == で比較して、全要素が等しければ true を戻す

    [ "a", "c" ]    == [ "a", "c", 7 ]     #=> false
    [ "a", "c", 7 ] == [ "a", "c", 7 ]     #=> true
    [ "a", "c", 7 ] == [ "a", "d", "f" ]   #=> false
    

self[range] = val

  • 配列内の range で指定する要素に対して、val での 挿入 または 置換、または削除

    • 破壊的変更
    • val も 配列
    # 置換: renge の長さ = val の長さ
    a=[0, 1, 2, 3, 4, 5]
    a[0..1] = ["a","b"]
    a
    => ["a", "b", 2, 3, 4, 5]
    
    # 挿入: range が first > end の場合は、first 位置に val を挿入
    a = [0,1,2,3,4,5]
    a[2..0] = ["a","b","c"]
    a
    => [0, 1, "a", "b", "c", 2, 3, 4, 5]
    
    # 削除 : val が 空配列 , range 範囲の要素を削除し詰る
    a=[0,1,2,3,4,5]
    a[1..2]=[]
    a
    => [0, 3, 4, 5]
    
    

self[start, length] = val

  • 配列内の start, length で指定する要素に対して、val での 挿入 または 置換、または削除
    • 破壊的変更
    • val も 配列

デバッグ出力方法

  • Rails.logger が使用可能
    • 使用例 ↓
def format_header_column(column)
    Rails.logger.debug '================================================'
    Rails.logger.debug column 
    Rails.logger.debug column.unpack('U*').inspect
    column.sub(/^[\uEFBBBF\uFEFF\uFFFE]/, '').strip.gsub(/\r\n|\r|\n| /, '_')
end
2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?