この記事で得られるもの
技術書をどう選び、どう活用するのか?を学ぶことができます。技術書の選び方から読み方まで、個人的に気になったものをまとめました。
目次
読んだ目的
読みたい技術書が多くなってきたので、効率良く読める方法はないかと探していたところこの本を見つけました。
技術書の選び方: 雑誌やランキングの活用法
雑誌でトレンドを掴む
例)日経ソフトウェア、Software Design
ランキングとレビューを参考に
書店やAmazonの売れ筋ランキングは鉄板。
自分のレベルに合う本を選ぶ
少し難しいと感じるくらいが最適。
読書の効率ばかり追い求めて、読書を始めないというのは本末転倒です。
技術書の読み方: 目的別アプローチ
目的を決めて読む
「仕事の消費」「趣味の浪費」「将来への投資」を意識。
時間
合わない本に時間をかけるのをやめる。
読む目的(ゴール)を決める
同じ本を何度も読む
- 流し読みで全体像を把握できない本は、自分のレベルに合っていない
- 1冊を何度かに分けて読む → 自分に合わない本は短時間で読み終えられる
- 技術書の場合は「手を動かす」という作業が必須
- 自分の体を使って体験しないと、その価値がわからない
- ある程度理解したらノートにまとめながら読む(Qiitaのようなサービスに投稿)
プログラミング書の読み方
- 作りたいものをイメージして、まずはざっと目を通す
- スキルアップしたいならとりあえず複数言語の習得
- 書籍『達人プログラマー』では「毎年少なくとも一つの言語を学習する」ことが推奨されている
目的を達成できるなら読み方はなんでもいい
- 過去にレベルが高いと感じた本を再読する
従来の読書の枠を外れる
- 場所を問わない(オフィス、電車、エスカレーター、エレベーター)
- 媒体を問わない
- オーディオブックには小説、ビジネス書、読み物系の技術書が向いている
1冊90分で読む時間制限読書法
1冊90分で読む方法。要点を掴むだけでOK。
マーキング読書法(好き)
本に印をつけながら読むと記憶に残りやすい。
3年で成果を出すための一点突破読書法
この読書法は、特定分野に特化して大きな成果を狙う方法です。以下のステップで実践しましょう。
- 対象分野を絞り込む
- 自分が情熱を持てる分野を選ぶ(例: データサイエンス、クラウド技術)
- 限定的なテーマ(例: Pythonによるデータ分析)に集中する
- 必要な本を揃える
- 国内外の関連書籍を20冊以上揃えることを目指す
- 雑誌や論文、ネット上のリソースも活用する
- 継続的にインプットとアウトプットを繰り返す
- 本の内容を読みつつ、自分のプロジェクトに適用
- Qiitaやブログに記事を投稿し、学びを公開する
- 最終ステージ: 学術論文や専門書の読解
- 書籍で得た基礎知識を応用し、より高度なリソースに挑戦する
- これにより、対象分野でのオンリーワンを目指す
まとめ
- 雑誌はトレンド技術のキャッチアップに向いている
- 時間制限読書法、マーキング読書法で本をたくさん読める
- 自分の専門分野は一点突破読書法
- 複数の得意分野を持ちオンリーワンを目指そう
- 圧倒的なインプットがアウトプットをもたらす
自分に合った技術書を選び、読み方を工夫するだけで、学びの効率は格段に上がります。まずは興味のある本を1冊手に取って、今回紹介した「90分読書法」や「マーキング読書法」を試してみてください!