◆学習対象
書籍名 オブジェクト指向でなぜつくるのか: 知っておきたいOOP、UML、設計の基礎知識
著者 平澤章
出版社 日経BP社, 2004
ページ数 317 ページ
オブジェクト指向(Object Oriented)とは?
- ずばり、「ソフトウェアの保守や再利用を目的とした技術」である
- オブジェクト指向の活用範囲は広い
(pros)
・独立性を高められる
・再利用ができる
・ソフトウェア開発のほとんどの領域をカバーする
(cons)
・優れた技術の集大成であるが、習熟が難しい
・用語が複雑
・比喩による弊害
・オブジェクト症候群(オブジェクトは現実世界の何物にも置き換え可能 → 共通点は万物流転になってしまう?)
▽自分の経験に基づくエピソード
自分自身がオブジェクト指向を学ぶ上で、用語がとても多くて混乱した。
(e.x.)
継承、汎化、スーパークラス、インターフェース、オーバーロードetc…
耳慣れぬ「用語」ばかりなので、ひとまず調べてみる。
が、それも現実世界とリンクさせたような「比喩」ばかり。
納得できたような…できていない様な。
混乱しつつも読み進める。
いや、納得はできない。というか、しっくりこない。
その説明だとあれもこれもその比喩に当て嵌まるじゃないか?と、別のオブジェクトを持ってきて悩むという繰り返し。その結果、「オブジェクト症候群」になるというわけだ。
おお、自分の経験に当て嵌まる。
こういった人たちのためにこの本があるとのこと。
ふむふむ。読み進める価値はありそうだ。
end