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Openstackは何ができるかまとめてみた

Last updated at Posted at 2022-01-10

今回はOpenstackについて、どのような機能があるか自分なりまとめてみました。
今後もクラウド環境を触れる機会もあるため、少しでも参考になればと思います。
また、当記事に過不足ございましたら、ご了承ください。
#1.Openstackとは
まずはじめに、Openstackとは何かについて説明します。

OpenStack は、プールされた仮想リソースを使用して
プライベートクラウドおよびパブリッククラウドを構築および管理するプラットフォームです。
引用サイト:『Red Hat』より

Openstack

※もう少し砕いて説明するとクラウドコンピューティングを構築するソフトウェアです。
 クラウド環境で構築することでネットワークや仮想マシンなど操作や管理が容易になります。
 またOpenstackは、オープンソースソフトウェア(OSS)であるためライセンス料金が不要になります。

#2.Openstackでどのようなことができるのか

####1.プライベートクラウドの作成

プライベートクラウドとは、自社専用のクラウド環境です。
外部にクラウドの情報を公開しないことで、自社専用の構築環境を運用できます。
必要に応じて作成したインスタンスの削除やフレーバやリソースなどを柔軟に構築ができます。

また、運用するに辺りセキュリティ面ではパブリッククラウドと比較して高い性能があります。
他にもインフラのキャパシティ向上するため、
コンピュートやストレージに関する大規模な要求にも対応可能になります。

####2.パブリッククラウドの作成

パブリッククラウドとは、エンドユーザーが所有していない
ITインフラストラクチャから作成されたクラウド環境です。
現在では、スタンドアロンで利用する機会が少なくなり、
異種混合環境の一部として利用されるようになりました。
その影響で低コストで利用できることやパフォーマンスを向上させることで、
サービスの幅が広がっています。
####3.ネットワーク機能仮想化

ネットワーク機能仮想化(NFV)は、ルーター、ファイアウォール、ロードバランサーなど、
従来はプロプライエタリー・ハードウェアで実行されていたネットワークサービスを
仮想化する方法のことです。
NFVを利用することで、物理ハードウェアを少なくなり、リソースを統合することで
物理的なスペースや電力など全体的なコストを削減が可能になります。
####4.コンテナの利用

コンテナはシステムの他の部分とは分離された一連のプロセスです。
このコンテナを利用することで、開発からテスト環境、
または商用環境へ移行することが容易にできます。
#3.Openstackを利用する上で便利だと思った点
####1.オープンソースソフトウェア(OSS)であること
AWSを活用する機会も増えておりますが、ライセンスを支払うことが不要であるため、
気軽にクラウド環境へ導入しやすいと感じました。
しかし、Openstackを導入するに辺り設定や内部構造が複雑であるため、
簡単ではありません。
####2.自由なクラウド環境を構築しやすい
利用目的に応じて必要な機能をインストールや複数サーバーを分割するなど、
機能拡張がしやすい。
パブリッククラウドとプライベートクラウドの利用は、
コストとリスクを考慮して運用することができるためメリットがあると感じました。
#4.まとめ
Openstackの概要や個人的に便利だと思うことについて、記述しました。
業務で触れる機会がありますが、詳細な内容を深く知る機会があまりないため
この機会にまとめることができ良かったです。

#5.参考文献
OpenStack とは | Red Hat
OpenStack(オープンスタック)とは : 富士通 - Fujitsu

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