はじめに
最近、GNU Screenを使い始めました。
MacOS Xのデフォルトのscreenは256色に対応していないので、brew install screen --enable-colors256
などでインストールして使っています。
今回紹介することはちょっとした問題点とその解決策です。
問題点と解決策
まず、問題点ですが、仕事でGit操作にVimのプラグインのfugitive.vimを使っているのですが、あれこれ操作した後Vimを閉じるとVimの画面が残ってしまい、毎回、Ctrlとlを押して画面をクリアしていました。
「gnu screen 画面 自動 クリア」などでグーグル検索してもなかなか解決策が見つからず、途方に暮れていました。
解決策は.screenrcにaltscreen onを追加することです。
altscreen on
設定ファイル
参考になるかわかりませんが、下記のような設定で使っています。
escape ^Tt
startup_message off
hardstatus alwayslastline "%w"
defscrollback 10000
altscreen on
使い方
ここでは最低限の操作を紹介します。
紹介した設定ファイルが使われていることを前提としています。
ちなみに、^Tはctrlとtを一緒に押すことを意味します。
まず、ターミナルでscreenコマンドを実行して、起動します。
画面がもう一枚欲しくなったら、^Tcを押して画面を追加します。
画面が要らなくなったら、^Tkを押して画面を削除します。
画面を切り替えたくなったら、^Tspace, ^Tp, ^Tnなどで画面を切り替えます。
^T|で画面を縦に分割して、^T^iで一方の画面に移動して、^Tcみたいな使い方もありかもしれません。
コピーしたくなったら、^T[でコピーモードに入り、Vimと同じ感じでカーソルを操作して、目的地に移動します。
テキストの選択の開始はスペースで、テキストの選択の確定もスペースです。
テキストの選択中もVimと同じ感じでカーソルを操作できます。
ペーストは^T]です。
参照URL
以上