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ISE 14.7 を Linux (Mint 22, Ubuntu 24ベース) 上で動かす

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Xilinx ISE が Linux Mint22 上で動かない

今さらですけど、Xilinx(AMD) ISE を Linux (Mint22) 上で動かしたくなって、インストールを試みたんですが、なんとかプログラムの起動はできるようですが、Xilinx Platform Cable USB のドライバがどうしても動かない.
論理合成はできても、FPGAへの書き込みができなきゃどうしようもない、というか、むしろそっちがメインの目的だったりしたので、どうしたものかと...
まあ、ISE 自体 2020年の 14.7 を最後のリリースとして、すでにメンテされてないですし、仕方ないです... 対応 OS は RHEL5/6 系らしいんですが、手持ちのマシンは Ubuntu / Debian 系にしてるんで、ドライバ周りが動かないとなると、自力での対応は私には無理っぽい. とはいうものの、今更 RHEL6 で新しいマシンを用意するわけにもいかず、せめて仮想環境に RHEL6 系 OS 立てて動かしてみるか... と考えたところで、ふと気がついた.

そうだ、ISE 14.7 の Windows 版は、そもそも仮想環境で動いてるんじゃなかったっけ?

Windows 版 ISE 14.7 で配布されている OVA ファイルから VirtualBox の仮想環境を作ればいい

まずは Xilinx(AMD) のサイトから Xilinx_ISE_14.7_Win10_14.7_VM_0231_1.zip をダウンロードしてきます. VirtualBox は普通に apt-get でインストールしたものを使います.
Xilinx_ISE_14.7_Win10_14.7_VM_0231_1.zip を解凍すると、ova フォルダができて、そこに 14.7_VM.ova という名前のファイルができます. これを使えば、わざわざ RHEL6 の仮想環境を一から作る必要がない、というわけです.

具体的な手順としては、VirtualBox を立ち上げて、メニューから "仮想アプライアンスのインポート" を選択します.

1o.png

先程の 14.7_VM.ova を選択.

2p.png

Oracle Linux 6 の環境が作られるみたい. メモリの割り振り等はここで変えてもOK.

3p.png

これで仮想環境の作成が完了. 一から作ることを考えると楽勝.

4o.png

私の環境では、USB の設定で、コントローラーを 3.0 にしとかないと、不安定で使えなかった...(この辺は個別の環境によると思う. VirtualBox あるあるかもしれないですけど.)

6o.png

それほどストレスなく使えて、Platform Cable USB の認識も問題ありませんでした.

5o.png

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