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BootCamp環境でmacOSとWindowsの共有パーティションを作成する方法

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はじめに

  • Macの内蔵ディスクにmacOSと、Windowsの両方から読み書き可能な領域が欲しい!
  • ドライバーの類が入らないと困るので、Boot Campを使わないWindowsインストールは避けたい...

この2点の要求を満たすべく、MacにWindowsのインストールを試みたのですが、なかなか思うようにパーティションが作れずハマりました。
この記事は、最終的にうまくいった方法の覚え書きです。ただし、半ば荒技のような手順ですので、お試しの際はくれぐれも自己責任でお願いします :bow:
なお、環境を構築してから3か月ほど経ちますが、私のマシンは今の所問題なく稼働しています。
(あまりWindowsを立ち上げる機会は多くありませんが :imp: )

目指す構成

このような形で、macOSが使っていた領域からパーティション2と3を削り出します。

  • パーティション1(APFS): macOS用
  • パーティション2(FAT): macOS, window共用
  • パーティション3(NTFS): Windows用

環境

  • MacBook Pro(15-inch, 2019)
  • macOS Catalina(10.15.14)
  • Windows10 Pro

手順

Boot Campアシスタントが起動している裏側で、ディスクユーティリティを使って共有パーティションを作成してしまいます。
※別のマシンでキャプチャを撮ったため、出来上がりとストレージのサイズが異なります。

  1. BootCampアシスタントを起動し、Windowsの領域を指定します。
    ここでは、Windows OSで必要な分と、共有パーティションの分を合計したサイズを指定します。
    (Windows: 250GB, 共有パーティション: 50GBならばサイズを300GBとする)
    BootCamp
    ISOイメージは選択しても構いませんが、まだインストールは実行しないでください。

  2. BootCampアシスタントを起動したままディスクユーティリティを起動し、共有用の新規パーティションを作成します。パーティション情報を入力し、「適用」ボタンをクリックします。

    • 名前: わかりやすい名前
    • フォーマット: MS-DOS(FAT)
      DiskUtil
  3. パーティションが出来たら、BootCampアシスタントに戻ります。(未選択ならば)ISOイメージファイルを選択し、「インストール」ボタンを押してWindowsのインストールを実行します。

  4. あとは、画面の指示通りにWindowsのインストールを進めれば完了です。

出来上がり

このような形で、無事Windows用のパーティションBOOTCAMPと、共有パーティションSHARE_DRIVEが作成されました。
mac_storage.png

Windowsのエクスプローラーでドライブを表示すると、このような感じになります。
macOSの入っているパーティションが見えていません。
win_explorer

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