はじめに
テキストボックス等に入力後、フォーカスを外したいと思ったことはありませんか?
この記事では、フォーカスの外し方としてBlue Prismでウィンドウの真ん中をクリックする方法をご紹介します。
前提
バージョン
Blue Prism v6.8.0
グローバルマウスクリック(中央)を使おう
操作ステージで、下記のように指定します。
真ん中がクリックされたことを確かめる
ここでは、動作確認のため、クリックされた座標をテキストボックスに出力するウィンドウで確認します。
ウィンドウ左上の赤丸の位置が、(X, Y) = (0, 0)となる座標です。
中央をクリックする
カーソルがウィンドウの中央に移動し、クリックされた座標が、テキストボックスに表示されました。
X、Yともに下記の式に当てはまり、それぞれ高さ、幅の半分の値となり、ちょうど真ん中がクリックされたことがわかります。
X(水平)座標は、幅の半分 [ X = 0.5 * Width - 8 ]
Y(垂直)座標は、高さの半分 [ Y = 0.5 * Height - 31 ]
※切片-8、-31については、この確認用ウィンドウ固有の値のため、ウィンドウにより異なります。
まとめ
- ウィンドウの中央をクリックするには、操作ステージのアクションで、グローバルマウスクリック(中央) を使用する。
注意点
- ウィンドウのちょうど真ん中にリンクやボタンが配置してある場合は、以下の点について注意して下さい。
- ウィンドウの真ん中にリンクやボタンがあると、それをクリックし、別ウィンドウに移動したり、他のアクションが発生してしまうので、実際に動かして確認して下さい。
- このアクションでリンクやボタンをクリックしてしまう場合は、ウィンドウのサイズを変更することにより解決する場合もあります。
- フォーカスを移動させたい場合は、TABキーをグローバルキー送信する方法もあります。