はじめに
特定のウィンドウが開いているか?
あるいは、
スクリーンショットを取得したいとき、対象の画面が開いているか?
などを確認したいと思ったことはありませんか?
この記事では、Blue Prismでのウィンドウのサイズ(高さ、幅)の取得方法をご紹介します。
前提
バージョン
Blue Prism v6.8.0
オブジェクトスタジオ
読み取りステージで、下図のように指定します。
- 要素:Win32モードでスパイしたウィンドウ
- データ:ウィンドウ属性を取得
- 保管先:高さ、幅、それぞれのデータアイテム
- 属性名の値:高さ取得のアクションでは、"Height"
幅取得のアクションでは、"Width"
確認用ウィンドウ
ここでは、テキストボックスにウィンドウの高さと幅を出力する簡易的なウィンドウを作成し、どのような値を取得できるか確認を行います。
サイズの取得
オブジェクトを実行し、高さ400、幅500のウィンドウのサイズを取得すると、
データアイテムに、高さ401、幅501が取得できたことがわかります。
まとめ
- ウィンドウのサイズを取得するには、読み取りステージで、高さ、幅のそれぞれのアクションで、ウィンドウ属性の取得 を指定し、属性名の値に "Height"、"Width" を指定します。
注意点
- Blue Prismで、取得した高さと幅は、実際のサイズより1ピクセル大きい値となります。