この記事はSupership株式会社 Advent Calendar 2016の4日目の記事になります。
昨日の@astapiに続き、同じくSunnychatのAndroid版の開発を担当している@t-kashimaです。今回はチーム内の情報のやりとりの仕方が色々と変わってきたのでそのことについて書いていきます。
概要
Sunnychatは4人のチームから始まりました。そしてどんどんとチームのメンバーが増え、現在ではインターンを含め13人でサービスの開発をしています。それに伴ってチームの情報のやりとりの仕方もいろいろと変わましたが、現在のGitHubを軸としたやりとりの仕方がかなりしっくりきています。そこでSunnychatチームの時代を3つに分け、その時代に使っていたツールを上げて今までの情報のやりとりの移り変わりを簡単にまとめておこうと思います。
- チームの立ち上げ時代
- iOSの開発の始まり時代
- 開発をどんどんやるぞ時代 ← 現在
情報のやりとりの変遷
チームの立ち上げ時代
仕様のやりとり「口頭やSlack」
決めたことを置いて置く場所「Qiita:Team」
タスク管理「Pivotal Tracker」
APIのドキュメント「Apiary」
ソースコード「GitHub」
チャットツール「Slack」
チームの立ち上げ時代はAndroid版の開発のみだったので、チームのメンバーも4人と少なく、仕様やデザインやりとりを口頭やSlackで行っていました。そしてサービスの方向性や大きな変更点などをQiitaに残すようにしていました。またそれぞれがどんなタスクを持って進捗はどんな感じかを可視化するために「Pivotal Tracker」というサービスを利用していました。タスクの消化率が見れたり、タスクにポイントを振ることで期間内でこれくらいまでできるというのが分かって重宝しました。この時代は振り返れば話せるという状況だったので、はやくサービスを形にするために迷ったらその場で相談してすぐに作るというのを心がけていました。
iOSの開発の始まり時代
仕様のやりとり「GitHubやSlack」
決めたことを置いて置く場所「Qiita:Team」
タスク管理「Pivotal Tracker」
APIのドキュメント「GitHub」
ソースコード「GitHub」
チャットツール「Slack」
この時代からiOS版の開発が始まりチームの人数も8人とかなり増えてきました。今までは口頭でやりとりする部分が多かったのですが、それでは仕様が決まったことを知らない人が出てきてしまうので、SlackやGitHubでやりとりするようになりました。またAPIのドキュメントもGitHubに変えて、事前にAPIの設計レビューをしたり、ドキュメントの間違っているところは気づいた人がプルリクを出せるようになりました。この時代は人数が増えたことで、みんなに情報を伝えるにはどうすればいいかと心がけて試行錯誤していました。
開発をどんどんやるぞ時代
仕様のやりとり「GitHub」
決めたことを置いて置く場所「GitHub」
タスク管理「物理かんばん」
APIのドキュメント「GitHub」
ソースコード「GitHub」
チャットツール「Slack」
そして現在ですが、さらにメンバーが増え13人でサービスを開発しています。iOSの開発も当初より落ちつき、情報のやりとりや共有をどうやっていこうという話をするようになりました。ツールを見て頂くと分かるようにほとんどのやりとりをGitHubで行っています。そうすることで情報が探しやすくなり、まだ書かれていない情報が分かるようなったので気づいた人が書くようになりました。さらにGitHubに情報が集約されることで、Githubを見ていればどんなことが起きているか分かるので、情報を追うのに疲れなくなってきたように感じます。
あとタスク管理には物理かんばんを使ようになりました。はじめはブラウザで見れないのが不便だなと思っていたのですが、水を入れに行くついでになんとなく見たり、朝会でみんなで同じものを見ながら話せるので伝わりやすくていいなと思っています。あとふせんをDoing→Doneにするときの達成感がすごく好きです。
まだこのやり方をはじめたばかりですが、どこに情報があるのかという大きな問題が解決して
情報を探しやすくなったのでかなり快適になり開発に集中できるようになりました。
まとめ
これがSunnychatチームのツールから見た情報のやりとりの変遷になります。いかがだったでしょうか。
まだまだSunnychatチームは成長の途中で、今のやり方もチームの人数やタイミングによってまた変わっていくと思います。今回この記事を書いてみてあらためてチームが成長している感じが分かったのでもっと良くしていきたいなと思っています。なので、「他にもこんな方法があるよ」とか「その方法はこういう問題があるのでは?」みたいなことがあればぜひ教えて頂ければと思います。
最後に
Sunnychatは動画を撮影して友だちに共有し、動画を起点としてコミュニケーションをするサービスです。今年は動画を使ったサービスがかなり多くでてきた年でした。ぜひSunnychatも一度使ってみて頂ければと思います。
明日のSupership株式会社 Advent Calendar 2016はそのSunnychatチームでデザイナーをしている@hiromichi-takeoです!明日もどうぞお楽しみに 😄