こんにちは。
未経験エンジニア向けのハッカソンに参加したのですが、レベルが高かったので、感想をぽえっています。(私は、そこのインフラ担当の講師をしています。ステマにならないように。念の為。)
ハッカソンってなんぞや
「Hack」と「マラソン(Marathon)」の造語です。
エンジニアが4-5人チームを作って、1つのアプリを作るビジネスコンテストのエンジニアバージョンみたいなイメージを持って頂けるとよいです。
私が担当しているスクールでは、そのカリキュラムの一環として、ハッカソンがあるのです。受講生が4人程度のチームを作り、2ヶ月かけて、1つのアプリを作ります。
アプリの要件は以下のような感じです。
コース | お題 | 使用技術 | サンプルコード | 対象者 |
---|---|---|---|---|
入門 | チャットアプリ | Python, Flask, AWS, EC2 | あり | はじめて挑戦する方 |
基礎 | 指定なし | Python, Django, インフラ(Web3層構造), EC2, RDS(推奨) | なし | ハッカソン経験者で基礎を定着させたい方 |
実践 | 指定なし | 指定なし | なし | ハッカソン経験者・開発経験者で様々な技術に挑戦したい方 |
このハッカソンの何が面白いかというと、自由度がかなり高いので、チームによってアウトプットが大幅に違うということです。
で、何がすごかったの?
こちらのインフラ構成図をご覧ください。(初心者が作ったものなので、細かな指摘はNGでお願いしますね。暖かい目で見守ってください笑)
- Github ActionsでCI/CDが組み込まれている
- EC2等ではなく、Fargateを使ってインフラ構成がなされている
- Route53で独自ドメインまで取得している
- CloudWatchで各種リソースの監視が行われている
- TerraformでインフラのIaC化が行われている
- フロントとバックエンドでそれぞれ分けられている
- メンテナンスのことも考えられている
- なんか図がすごい
え、すごくない??(笑)となったのは、私だけでしょうか。私が未経験の頃は、CI/CDという概念など全く知らず、とりあえずApacheとかでウェブサーバーを立てて、満足していた記憶があります。
ここまでの構成を作り切る知識と実装力にびっくりさせられたと共に、ChatGPTや各種教材のおかげで今時の未経験エンジニアはたくさん勉強できるんだなぁと思ったところでした。
インフラエンジニアの自分としては、嬉しい気持ちともっと頑張らなければ、、と思ったところであります。
引用
@発表者の皆様、素敵な発表ありがとうございます。
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