環境
ホストOS : Windows11 pro
VM : VMware Workstaion 16 Player
ゲストOS : ubuntu 22.04 LTS
目的
ホストOSとゲストOSの共有フォルダ作成。
他の説明されているサイトは説明が長く分かりづらいので、備忘録を兼ねて本記事を投稿します。
ゲストOSのインストールの注意点
ubuntu22.04のインストールは、VMwareを起動し、新規仮想マシンの作成からダウンロードしたイメージファイルを選択して、実行して進めます。
このとき、注意点があります。
- ゲストOSはデフォルトで20GBの容量に設定されていますが、30GB以上確保する
→ 容量が少ないと、インストールが一切進まなくなります。 - インストール中は常にVMwareにフォーカスされているようにする
→ ほかの作業をしていると、一切応答を受け付けないようになる場合があります。 - ユーザー設定などの入力画面は素早く行う
→ しばらく放置してしまうと、キーボード入力を一切受け付けなくなります。
VM tools
ホスト・テスト間でコピペなど便利な機能を使うのに必須です。
- open-vm-tools-desktop
- open-vm-tools
これらがインストールされているかを確認する。
sudo apt list --installed | grep vm
共有フォルダの設定
- VMwareの[Player]-[管理]-[仮想マシンの設定]で、[仮想マシン設定ダイアログ]を開きます
- [オプション]タブで、リストから[共有フォルダ]を選択します
- [フォルダの共有] の中から常に有効を選択します
- [フォルダ]内の[追加]ボタンから[共有フォルダ設定追加ウィザード]を起動します
- ウィザードで指定のフォルダおよびゲストOS上での名称を決めます
commonというフォルダ名としました。
6. [OK]を押して、仮想マシン設定ダイアログを閉じます。
以下のコマンドにより、commonが表示されれば成功です。
# cd /mnt/hgfs
# ls
表示されない場合
初回はおそらくcommonフォルダがlsコマンドで見えない場合が多いかと思います。
このコマンドで、共有フォルダが設定されているかを確認します。
# vmware-hgfsclient
common
共有フォルダ名が表示されていれば、以下のコマンドを実行します。
/usr/bin/vmhgfs-fuse .host:/ /mnt/hgfs -o subtype=vmhgfs-fuse,allow_other
これで、/mnt/hgfs以下に共有フォルダが表示されるようになるはずです。