「Code interpreter」の凄さとは?
ファイルを読み込み、Pythonのコードを直接実行できる
Code interpreterのプラグインを利用すると、複数のファイルを読み込んで、Pythonのコードを直接実行できます。今回は、具体的にChatGPTに自然言語でJPEG画像からGIFファイルを作成する命令を与え、それを実際に行う方法を紹介します。ぜひ、これをきっかけに、様々な可能性を想像してみてください。
準備するもの
ChatGPT PLUSの契約(有料)
私が契約した際の費用は、月額20ドルでした。
プロセスの流れ
以下に、そのプロセスを簡単に説明します:
- ChatGPT PLUSに契約する
- GPT4のプラグイン「Code interpreter」を有効化する
- 複数の画像を読み込む
- GIFファイル生成のための命令を入力する
- 出来上がり!
やってみる
ChatGPT PLUSを契約(有料)
画面左下から「Upgrade to Plus」> 「Upgrade plan」> 住所、カード情報等指示に従い登録
プラグインを利用できるようにする
いつもの入力フォームに「Send s message」の文字が。
画像読み込み
今回は、美波町のオープンデータを例に使用します。まず、画像を準備します。
美波町オープンデータ 公式キャラ
※official (ZIP 1.62MB)
zipファイルを解凍し、jpgファイルを準備
その後、「+」(Upload file)をクリックし、JPEGファイルを選択して開きます。
gif作成の命令文を入力して「Send message」
# 命令
gifファイルを作って
# 条件
一秒間隔にして
出来たfileがこちらです。
イラスト 公式キャラ、美波町、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンス
(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)
(ん、何かおかしいぞい。えびー太くんの足がでちゃってる。。)
元の画像データを確認すると、一つだけjpgファイルの画像サイズがちがっての発見したので、次の命令をだしてみました。
# 命令
jpgファイルをすべて400×400(pixel)に編集したうえでgifファイルにして
# 条件
0.5秒間隔にして
で、これが出来ました。(アスペクト比やらかしてるがw)
このサンプルgifは、以下の著作物を改変して利用しています。
イラスト 公式キャラ、美波町、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンス
(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)
まとめ
ChatGPTは以前から私たちにPythonを教えてきましたが、今ではファイルを読み込み、Pythonをバックエンドで実行することが可能です。「Code interpreter」を試してみたところ、ExcelやPowerPointの作成、補正、QRコードの生成、音楽の作成や音調補正など、Pythonで出来ることを即座に実行できることが非常に便利だと感じました。