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Lubuntu 18.04.4 LTS セットアップ

Last updated at Posted at 2020-03-07

個人利用向けにLinuxをインストールするとき、Lubuntuをよく使っています。記憶だけでセットアップすると一部の手順を忘れてしまいがちです。そのため、いつも行うセットアップ手順をまとめました。

但し、私的メモなので、多少端折って書いています。また、足りないものが見つかれば追記するかもしれません。

ISOイメージ

使用するファイルは"lubuntu-18.04.4-desktop-amd64.iso"です。

バージョンは18.04.4 LTSです。LTS(Long Term Support)版のため、サポート期限が2021年4月、1年近く残っているバージョンになっています。但し、いつものパターンだと、来月あたりに次のLTSがリリースされそうです。

想定環境

VirtualBoxやVPSへのOSインストールを想定しています。以降の説明では、VirtualBoxには6.1.4を使用している想定です。

セットアップ手順

ハードウェアリソースの割り当て(VirtualBox用)

メモリは、コンソール用途で1GB程度、GUI用途で2GB以上を目安に割り当てます。

ネットワークには、VirtualBoxの場合、王道のNAT+HostOnlyを割り当てます。HostOnlyはDHCPサーバーを有効化してあります。

オーディオはOFFします。

OSインストール

言語選択で"日本語"を選択して"Lubuntuをインストール"します。ほとんどデフォルトのまま進めます。

途中、コンピューター名やユーザー名などの入力には、適宜目的に合わせた値を設定します。以降の説明では、ユーザー名に"linuser"を指定したものとして進めます。

VirtualBoxの場合は、"自動的にログインする"を選択します。

インストール完了後、再起動を行います。

管理者アカウントの作成

管理者アカウントの作成や設定を忘れている場合は、以下のコマンドで管理者アカウントの作成と"sudo -s"の利用許可を設定します。

useradd -m linuser
passwd linuser
grep ^root /etc/sudoers | sed 's/root/linuser/' > /etc/sudoers.d/linuser
chmod 0440 /etc/sudoers.d/linuser
visudo --check

ソフトウェアの更新

ログイン後、ソフトウェアの更新が促されます。更新を行っておきます。

更新内容によっては改めて再起動を促されます。リリース後1年経過している今は、再起動が必要です。

日本語フォルダの英語化

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

設定変更後は、念のために再ログインします。

OpenSSHサーバーのインストール

sudo apt-get install openssh-server
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
sudo systemctl restart sshd.service

sshd_configの編集は、LISTENアドレスやポート番号の変更です。

ufwの設定(VPS用)

VPSの場合、ufwの設定を行います。VPSの各サービスはSSHポート転送越しで利用します。そのため、許可するのはSSHポートのみです。

VirtualBoxでは、ufwを設定しません。

sudo ufw status numbered
sudo ufw enable
sudo ufw allow *****/tcp
sudo ufw status numbered
sudo ufw start

加えて、VPSがfirewall機能を提供している場合、VPSでもfirewallを設定します。

日本語まわりの設定

不完全な言語サポート状態を解消しておきます。"設定">"言語サポート"からインストールを行うことで、解消が可能です。

バージョン次第で、以下の対応が必要かもしれません。バージョン18.04.4では不要でした。
参考情報 https://kledgeb.blogspot.com/2018/10/lubuntu-1810-11.html

sudo apt install language-pack-ja firefox-locale-ja libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja fonts-noto-cjk-extra fonts-noto-color-emoji fonts-noto fcitx-mozc

VirtualBox Guest Additionsのインストール(VirtualBox用)

Guest Additions CDをマウントした後、以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get install gcc make perl
cd /media/linuser/VBox_GAs_6.1.4/
sudo ./VBoxLinuxAdditions.run

コマンド実行後、再起動を行います。

自動ログオン設定(VirtualBox用)

インストール時に指定を忘れた場合は、ファイル"/etc/lightdm/lightdm.conf.d/autologin.conf"を作成します。

[Seat:*]
autologin-guest=false
autologin-user=linuser
autologin-user-timeout=0

電源管理設定

仮想やVPSに電源管理は不要です。

"システムトレイアイコン"をOFFに設定します。

ディスプレイの"ブランク画面~時間"、"スリープ~時間"、"電源を切断~時間"をいずれもなしに設定します。

画面ロックなしに設定します。

その他、画面まわりの設定

仮想やVPSにBluetoothデバイスは不要です。システムトレイからBluetoothを除去します。

大抵の場合、LXTerminalへのショートカットをデスクトップに作成しています。

まとめ

大体こんな感じのセットアップをしています。次のLTSが出たら、またまとめようと思います。

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