今回はJSでの関数の宣言と使用法をまとめます。
そもそも関数とは、様々な処理を一つの処理としてまとめたものです。
そしてそのまとめたものを呼び出すことで中身の処理を行うというものです。
処理を関数としてまとめておくことでミスも防ぐことができるし、楽に処理の修正もできます。
##1 基本的な書き方
function 関数名(){
命令文;
}
基本的にはこの書き方です。関数名は中でどんな処理をしているかわかりやすいような名前をつけるようにします。
##2 関数の呼び出し方
作成した関数を呼び出す際には
function 関数名(){
命令文;
}
関数名();
のようにするだけで宣言した関数を呼び出すことが可能です。
##3 実際に使用してみる
今回は身長、体重からその人のBMIを取得する関数を作成します。
//calculationBMI関数にheightとweightの引数を受け取れるよう設定
function calculationBMI(height, weight){
//処理の結果をreturnする
return weight / (height/100)**2;
}
//BMI関数にname,height,weightを受け取れるように設定
function BMI(name, height, weight){
//calculationBMI関数を呼び出し、returnされた値を変数BMIに格納
let BMI = calculationBMI(height, weight);
document.write(name);
document.write(height + "cm");
document.write(weight + "kg");
document.write("BMI" + BMI);
}
//関数BMIにname,身長,体重の値を渡す。
BMI("太郎",180,60);
BMI("次郎",170,70);
##4 出力結果
太郎
180cm
60kg
BMI18
次郎
170cm
70kg
BMI24
となります。
##5 まとめ
プログラミングの上達にも欠かせない関数ですが、積極的に使用して効率的にコードを書いていきたいと思います。