※ これから記載する事項は、私が所属する会社とは切関係のない事柄です。
今回は「B2C Commerce のその他 Salesforce 製品との接続」シリーズとして B2C Commerce と Data Cloud(CDP)の接続について紹介したいと思います。
接続内容とポイント
- B2C Commerce から Data Cloud (CDP) へ顧客に関するデータを送信する
- 送信されたデータを元に Data Cloud で作成されたセグメントは B2C Commerce の顧客グループ作成時に利用できる
接続方法
詳細な接続方法はヘルプをご覧ください。
大体の手順は下記の通りです。
1. Commerce Einstein を有効にし、カタログフィードの設定を行う(ヘルプ)
2. CDP アクティベーションデータへのアクセスを有効にする(ヘルプ)
3. CDP の設定(ヘルプ)
CDP で一般的な権限やロールの設定、その他環境設定(タイムゾーンの設定、IP制限など)を必要な場合は行います。
4. CDP コネクタを設定する(ヘルプ)
5. 統合プロファイルを作成し、セグメントを作成する
ここでは参照ポイントをまとめておきます。
- B2C Commerce のデータバンドルを作る方法「Create a B2C Commerce Data Bundle」を参照してください
- 統合プロファイルの作成はこちらのTrailhead を参考にしてください。
- 作成時に必須となるデータモデルへのマッピングは「Required Data Field Mappings for B2C Commerce Connector Activation」を参照にしてください。
- セグメントを作成するには「Create and Activate Segments」を参照してください。
6. B2C Commerce の顧客グループとして利用する(ヘルプ)
メンバーを構成する際のルールの属性として Salesforce CDP の項目内の「セグメント(customer.cdpData.segments)」を利用できるので CDP のセグメント名を文字列の値としてマッチさせます。
接続データとポイント
- 2023/04 時点では注文データに関連する情報が連携されます。
- B2C Commerce とと CDP のデータのマッピングに関しては「B2C Commerce Order Bundle Data Mappings」を参考にしてください。
- 他のオブジェクトを取り込むなどカスタマイズしたい場合は「Ingestion API」を利用できます。