※ これから記載する事項は、私が所属する会社とは一切関係のない事柄です。
今回は B2B/D2C Commerce でゲストユーザを有効にしてみたいと思います。
基本的にはヘルプの「ストアへのゲストアクセスの有効化」と「LWR ストアでのゲスト顧客のチェックアウトの設定」をみていけばすぐできますし、その内容は下記のように画面上から確認できますので設定手順に従っていけばいいかと思います。
今回は実際にやってみて少しわかりずらかったポイントをピックアップして紹介します。
コマースのホーム画面の [管理] タイルから管理ページに遷移。
ポイント
1:チェックアウトには個人取引先の有効が必要
これはヘルプにも記載がありますが、ゲストユーザがチェックアウトする場合は個人取引先を有効にする必要があります。方法に関してはこちらのヘルプを参考にしてください。
※ 一度、個人取引先を有効にすると無効にできないので要注意。
2:ゲストプロファイルの取引先のデフォルトのレコードタイプを個人取引先に設定する
チェックアウトを成功させるにはゲストユーザのプロファイルに対してデフォルトの取引先のレコードタイプを「個人取引先」にする必要があります。
ゲストのプロファイルは Experience Builder からの設定から [全般] タブの「ゲストユーザープロファイル」項目からアクセスできます。
プロファイルの「取引先のデフォルトのレコードタイプ」の項目から個人取引先の [編集] リンクをクリックして下記の画面を表示し画像のように設定し保存します。
3 :ナビゲーションの一般公開設定
デフォルトではヘッダーやフッターなどのナビゲーションは一般(ゲスト)に非公開になっているので、Experience Builder からの設定から [ナビゲーション] タブから編集したいナビゲーションの項目の設定で下記のように [一般公開] にチェックを入れ、保存します。
4 :B2BDeliverySample が入っていない場合
ヘルプの「LWR ストアでのゲスト顧客のチェックアウトの設定」で注文配送方法を取得する Apex メソッド(B2BDeliverySample)の変更がありますが、場合によっては入っていない可能性があるので、入っていない場合の設定方法はこちらの Apex を利用してチェックアウトインテグレーションとして登録してください。インテグレーションとしての登録方法は「Salesforce B2B/D2C Commerce のチェックアウトインテグレーションを利用する」をご覧ください。
ゲストとしてアクセスしてみる
コマースのホーム画面の [管理] タイルから管理ページに遷移して [一般設定] タブ をクリックするとサイトの URL を取得してサイトにアクセスします。