MacでMarkdownを簡単にプレビュー!mdview
の使い方
こんにちは、しゅんです!数時間前にUbuntu対応の記事を書きましたが、今回は実際にMacで試してみた結果、うまくいったので、その手順や使い方を共有します!
少しでもお役に立てれば幸いです。
1. mdview
をインストールする
Macではmdview
をインストールするのに少し準備が必要です。以下の手順で環境を構築します。
ステップ1: HomebrewでGoをインストール
まず、mdview
のビルドに必要なGoをインストールします。ターミナルで以下を実行してください:
brew install go
ステップ2: mdview
をインストール
次に、以下のコマンドを使ってmdview
をインストールします:
go install github.com/mapitman/mdview@latest
これで、mdview
の実行ファイルが$(go env GOPATH)/bin
にインストールされます。
ステップ3: PATHを設定
mdview
をコマンドとして使えるようにするため、PATHを設定します:
export PATH=$PATH:$(go env GOPATH)/bin
これを永続化するため、以下を実行してください:
echo 'export PATH=$PATH:$(go env GOPATH)/bin' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
2. 基本的な使い方
Markdownファイルをプレビュー
インストールが完了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行するだけでMarkdownファイルをプレビューできます。
mdview <Markdownファイルのパス>
例:
mdview ~/Documents/sample.md
これで、デフォルトのブラウザ(Safariなど)でMarkdownファイルがHTMLとして表示されます!
3. 本題のダブルクリックでMarkdownを開く
Macでは、Ubuntuのように簡単にはファイルマネージャーから直接開けませんが、Automatorを使えば対応できます。
Automatorを使った設定手順
-
Automatorを起動
「アプリケーション」フォルダからAutomator
を開きます。 -
新規書類を作成
「アプリケーション」を選択して「選択」をクリック。 -
シェルスクリプトを追加
左の検索バー(変数の隣)に「シェル」と入力し、「シェルスクリプトを実行」をダブルクリックして追加。
画像も置きます。 -
スクリプトを記述
以下のコードをペーストします:
usernameは自分のusername に置き換えで下さい#!/bin/zsh export PATH=$PATH:/Users/username/go/bin for f in "$@"; do mdview "$f" done
-
入力引渡し方法を設定
ウィンドウ上部の「入力引渡し方法」を「引数として」に設定。 -
保存
メニューから「保存」をクリックし、「Markdown Viewer」などの名前で保存。 -
アプリケーションを割り当て
Finderで任意のMarkdownファイルを右クリック → 「情報を見る」 → 「このアプリケーションで開く」に保存したAutomatorアプリを選択。 -
設定を適用
「すべてをこのアプリケーションで開く」をクリック。
これで、Markdownファイルをダブルクリックするだけでブラウザでプレビューできるようになります!
4. デモ動画
以下の動画で、mdview
の使用方法を詳しく説明しています:
まとめ
mdview
を使えば、以下のようなメリットがあります:
- コマンド一つでMarkdownファイルをプレビュー可能
- Automatorを使えば、ダブルクリックでMarkdownを開ける
- スタイルなしのHTML表示や、カスタマイズも可能
MacユーザーでMarkdownを日常的に使う方にはぜひ試してほしいツールです!
記事に関する質問や改善案があれば、気軽にコメントしてくださいね。