Dockerfileについて

Dockerfile の基本から、Fargateで動かすための実用的な例

🧱 Dockerfileとは？

Dockerfile は、Dockerイメージを作るための設計図。
中に「どんな環境で」「何を実行するか」を記述します。

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✅ 最小構成の例（Pythonアプリ）

例えば、Pythonアプリケーションを動かしたい場合の Dockerfile はこんな感じです：

# ベースイメージを指定（公式Pythonの軽量バージョン）
FROM python:3.11-slim

# 作業ディレクトリを設定
WORKDIR /app

# 依存ファイルをコピー＆インストール
COPY requirements.txt .
RUN pip install --no-cache-dir -r requirements.txt

# アプリのソースコードをコピー
COPY . .

# コンテナ起動時に実行するコマンド
CMD ["python", "app.py"]

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🧪 例: Flaskアプリ（Web API）

FROM python:3.11-slim

WORKDIR /app

COPY requirements.txt .
RUN pip install --no-cache-dir -r requirements.txt

COPY . .

ENV FLASK_APP=app.py
ENV FLASK_RUN_HOST=0.0.0.0

CMD ["flask", "run"]

requirements.txt（例）

flask

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🚀 ビルドとテスト

EC2 またはローカルで以下のコマンドを実行：

# Dockerイメージをビルド
docker build -t myapp .

# 動作確認（ポート指定が必要な場合）
docker run -p 5000:5000 myapp

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☁️ Fargate用に注意する点

1. ポート番号はタスク定義と一致させる（例: 80や5000）
2. 環境変数などがあればCMDやENTRYPOINT、またはECS側で設定
3. ECRにpushしてECSで指定するだけでOK（EC2など不要）