#UIってなに
- 「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略
Interface=「境界面」「接点」。
WEBサイトで例えると、フォント、画像やボタンなど、ユーザーの目に触れたりユーザーが触ったりする「目に見える部分」のことです。
UXに内包される分野の一つになります。
#UXってなに
- 「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、「ユーザーの体験」を意味する。
Experience=「経験」。
引用記事URL(英文)
https://www.nngroup.com/articles/definition-user-experience/
「ユーザーエクスペリエンス」には、エンドユーザーと企業、サービス、製品とのやり取りのあらゆる側面が含まれます。
模範的なユーザーエクスペリエンスの最初の要件は、煩わしさ(わずらわしさ)なしに、顧客の正確なニーズを満たすことです。次は、所有する喜びである製品を生み出すシンプルさとエレガンスです。
真のユーザーエクスペリエンスは、顧客が望むものを提供したり、チェックリスト機能を提供したりするだけではありません。
企業の製品で高品質のユーザーエクスペリエンスを実現するには、エンジニアリング、マーケティング、グラフィカルおよび工業デザイン、インターフェイスデザインなど、複数の分野のサービスをシームレスに統合する必要があります。
「そのモノやサービスを使うことでどんなことを感じるか?」ということです。WEB業界でよく使用されていますが、ユーザーが存在するサービスを考える上で必要な概念なのでどんな業界でも存在しています。
ユーザーがスムーズに目的を果たせるような体験にするために情報やデザイン(UI含む)、導線を作り込むことをUXデザインと呼びます。
##UXを取り入れる必要があるのはなぜか
###「価値」を決めるのは受けて側
製品やサービスの価値は提供者が一方的に決められるものではありません。受け手の環境や状態などによって価値の大きさや有無は大きく変化します。ですからどんなに良い製品やサービスを作って提供したとしても、それにお金を払う価値があるか否かを判断するのは購入する側なのです。
###価値に影響を与える「体験」
受け手が商品やサービスの価値を最大限に認識するためには、その「体験」をデザインする必要があります。
どんなに優良なサービスや商品でも、購入するまでの手順が面倒だったりサービスを受けるまでに多くの時間を費やしたりするならばユーザの中での「価値」は下がってしまうことでしょう。そうしたことにならないようターゲットとするユーザの経験、環境、目的などを考慮にいれてUXを作ることは、「価値」を高めることと直結していて必要不可欠なのです。
##ユーザビリティとの違い
「Usability(ユーザビリティ)」=「使い勝手のよさ」。
ECサイトを例に挙げると、検索窓や買い物カゴアイコンのデザインや位置をUI、ECサイト全体の使いやすさをユーザビリティ。ECサイトにアクセスし、商品を検索・比較・購入・受取るまでの一連の流れがUXとなります。
引用記事URL(英文)
https://www.nngroup.com/articles/definition-user-experience/
また、UXとユーザビリティを区別する必要があります。ユーザビリティの定義によれば、これはUIの品質属性であり、システムが習得しやすく、使いやすく、快適かなどをカバーします。繰り返しになりますが、これは非常に重要であり、全体的なユーザーエクスペリエンスはさらに広い概念です。
//参照記事
「UXを企業戦略に取り入れる意味とは」
URL:https://www.concentinc.jp/design_research/2017/11/uxstratusa2017/
The Definition of User Experience (UX)
URL:https://www.nngroup.com/articles/definition-user-experience/