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ゼロから始めるORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c対策生活【前編】(Bronze DBA12c 編)

Last updated at Posted at 2020-11-15

はじめに

 先月(2020年10月)、ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cという資格に合格(認定)しました。が、合格するまでの道のりが中々に鬼畜極まりなかったので、今回その内容を書き起こそうと思い記事を作成しました。ORACLE Databaseに限らず、「これからDatabaseを勉強しよう!!」という方向けに作成しておりますのでご覧ください。

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cとは

 ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cとは、Oracle Enterprise Managerなどを活用し、データベース管理者として必須となる管理者業務を行うための知識があることを証明する認定資格です。要は「ORACLE Databaseが分かるよ!!」と客観的に証明する認定資格の事です。
 ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cを認定するには、以下の2つの試験を両方とも合格する必要があります。


前者はORACLE Databaseの「製品・機能・役割」といった性質を理解する試験で、後者はORACLE Databaseの「SQL文(正確にはORACLE Database独自のSQL文)」の性質を理解する試験です。今回は前者のBronze DBA12c (1Z0-065-JPN) 試験に関してお話をしていきたいと思います。


後編はこちらから:

Bronze DBA12c (1Z0-065-JPN) 試験

試験内容

ORACLE Database Bronze DBA12c (1Z0-065-JPN) 試験は前述した通り、ORACLE Databaseの「製品・機能・役割」といった性質を理解する試験です。具体的には

  • ORACLE Database管理の概要
  • ORACLE Databaseのインストール
  • ORACLE Database作成
  • ORACLE Network環境構築
  • ORACLEインスタンスの管理
  • Database記憶域構造の管理
  • ユーザ・セキュリティ管理
  • スキーマ・オブジェクト管理
  • バックアップ・リカバリ
  • ユーザ・セキュリティ管理

などがあります。

試験概要

また、試験概要も記載すると下記のような構成となっております。

  • 試験時間120分
  • 問題数73問
  • 合格ライン70%以上
  • 問題形式:選択式

対策方法

ここからはBronze DBA12cの対策方法に関して記載いたします。

1.Ping-t

まずは、全体像を掴むためIT学習用のサイトである「Ping-t」を活用し対策の方を行っていきました。まずBronze DBA12cの各分野ごとの項目を9割以上正解できるようにし、全体を網羅し、その後模擬試験で総合演習を行いこちらも9割以上の正解率を出すようにし、何度も何度も繰り返し対策を行いました。しかし、Ping-tの問題集は本番試験の問題より簡単な傾向があるため、これでは不十分と感じPing-tに加え、別の対策を行っていきました。(試験生活が終わった今でも、Ping-tの問題集のみの対策は実試験をかなり乖離があると個人的に感じています)

Ping-tのサイトのURL
https://ping-t.com/

image.png

2.黒本

Ping-tの一通りの対策が完了後、私は問題集の対策にシフトしていきました。取り扱った問題集で、私は通称『黒本』と呼ばれる「徹底攻略ORACLE MASTER Bronze DBA 12c 問題集[1Z0-065]」を活用しました。こちらの「問題集で安定のインプレス」が出している問題集なだけあって、Bronze DBA12cのかなり細かい内容まで網羅しておりました。現に、Ping-tではカバーしきれなかった問題は勿論の事、Oracle Database特有の「重箱の隅をつつくような問題」まで幅広く対応がなされておりました。

image.png

試験当日

試験対策は平均毎日1~2時間の対策、約2ヶ月ぐらいかけて対策の方を行ってきました。(Ping-tに1ヶ月半、黒本に半月)そんな万全を期した準備した試験当日、かなりの意地の悪い問題に圧倒されかけました。というのも、このOracle Database全般を通して言える事なんですが、ここが出題している問題は「幅広い基礎知識を問う問題」ではなく、「幅広い知識を前提に細かいシチュエーションを問う問題」がほとんどで、重箱の隅をつつくようないやらしい問題が本当に多いです。そんな訳で、試験当日は目をかなり殺気立てて行っていたと意識しております。

image.png

結果は

試験結果は71%とギリギリの合格でした(合格ライン70%以上)
マジで、ギリギリでした😣

終わりに

試験を通して感じた事は、このBronze DBA12cがORACLE Databaseの「製品・機能・役割」といった性質を理解する試験で、サブ的な試験だと考えているととても痛い目に合う試験だと改めて感じました。特に、試験では重箱の隅をつつくような問題が多いので、『黒本』か『白本』(模擬試験がメチャクチャ難しいで話題の問題集)でしっかりと対策していった方がいいと強く思います。

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