k3osとは、k3sのシステムを構築する上で必要最小限のものをインストールしたLinux OSみたいな感じです。今回は、それをmacのVirtualBox上にインストールしてみました。
k3sとは、k8s(kubernetes)の軽量版です。k8sとは、各サーバーを仮想環境下(コンテナ)で実行し、それをサービスを使うような感覚で連携させることができるシステムみたいなイメージです。k8sの使用感は、OpenShift, IBM Cloudなどを使ってみると実感しやすいかもしれません。
もう少し具体的な説明です。例えば、DBサーバーやWebサーバーなど様々なものがありますが、構築する手順はある程度、定型的です。しかし、アプリをインストールして、起動し、ユーザーを作って、初期設定を終えるという手順を毎回やるのは手間ですし、サーバーを連携、連結させるにも一苦労で、連携に必要な認証情報は毎回違います。これらのサーバー構築及び連結を、まさにサービスを使うような感覚で、簡単に、かつ視覚化、自動化したシステムをk8sと呼びます。ただ、dockerもそうですが、k8sは、重いですし、ディスクをすごく圧迫します。そこで、k8sの軽量であるk3sが便利というわけです。(おそらく
# https://github.com/rancher/k3os
# インストーラーをダウンロード
$ curl -LO https://github.com/rancher/k3os/releases/download/v0.2.1/k3os-amd64.iso
# ログインユーザーはrancherです。
# ディスクにインストールします。
$ sudo os-config
# rancherのパスワードを設定します。
# 設定はEnterでdefaultを選択していけばいいです。最後のdisk install[y/N]はyにしなければなりません。
virtualboxの設定からインストーラーisoをアンマウントします。
再起動すると、sdaにインストールしたk3osが起動します。
先程、設定したパスワードでログインします。